スバル インプレッサスポーツワゴン 「１５００ｃｃクラスの日本車には珍しく運転...」のユーザーレビュー

１５００ｃｃクラスの日本車には珍しく運転...

2004.10.12

総評

１５００ｃｃクラスの日本車には珍しく運転していて楽しい車。非力なエンジンを回す楽しさがあります。また、アフターパーツが充実しており、手の入れ方によっては、とても良い車に変貌します。私の場合は以下の通りです。
・アーシング…アクセルレスポンスの向上が見られ、以前よりアクセルを踏まなくなった為、若干燃費が上がりました。また、ライトが明るくなり、オーディオの音も良くなりました。
・フロントストラットタワーバー…ボディ剛性ＵＰにより、エンジンのノイズ、振動が低減されました。高速走行時も若干静かになりました。
走りもコーナリングが安定して、ラリー用のベース車だけに、ちょっと手を入れるだけで、走りっぷりがガラッと変わります。
・シート…ＷＲＸ用に交換。長距離走行も片道３００ｋｍ程度であれば楽になりました。
・インパネ…センターパネルをフォレスターの木目調に交換。気持ち高級感が出て、個人的に満足。
・ドリンクホルダー…フォレスターの２人用に交換。妻とのドリンクホルダーの取り合いに終止符。
・エアコンパネル…ＷＲＸ用のダイアル式に変えたら、上述の木目調パネルとの相乗効果で、欧州車っぽくなりました。

飽きのこないスタイルも国産者らしくなく、独特なエンジンとの組み合わせで、国産車でも外車みたいな雰囲気を味わえます。
走りは良いだけに、内装等の細部をしっかり作れば他メーカーとも競合できる車になると思います。
そういう意味では、好き嫌いのはっきり分かれる車ですので、満足度は高いものの、誰にでも薦められる車ではないかも知れません。

あまりお金を掛けずに、いじる楽しみがある、ファミリーカーなので、
ある意味、貴重な存在かも知れませんね。

満足している点

欧州車の様なサイドビューとリアビュー。
４輪独立サスの乗り心地もなかなか。
充実した装備の数々。ＭＯＭＯのステアリング、１５インチのアルミ、ＣＤ＋６スピーカー、オートエアコン等、モデル末期だけにスバルさん大判振る舞いです。
１５００ｃｃのボクサーエンジンは非力ですが、山坂道では粘りがあって、よく走ってくれます。
５ドアという見方をすれば、広い部類のラゲッジスペース。
豊富なアフターパーツでいじる楽しみがあるのも○。

不満な点

内装は、正直言って作りの粗さが目立ちます。マイナーチェンジで先代フォレスターのインパネを流用していますが、いかんせんドア側の内装と一体感がない上、ドアノブのネジがむき出しのところと、フロントのパワーウインドースイッチのカバーが大きすぎてはみ出ている所がいただけません。また、標準シートの乗り心地は最悪で、長距離ドライブには向きません。居住性も後席の座面が低い為、足元が狭く、Ｃピラーが寝すぎている為、乗降性は今イチです。リアのヒーターダクトをケチっているところがいただけません。
燃費も皆さんのレポートにある通り、良くない部類に入るでしょう。
一般道（市街地）、常時エアコンＯＮで、１５００回転キープのエコランをして、燃費が９～１０ｋｍ／Ｌ。走りの楽しさを犠牲にしないと燃費は上がりません。
小回りが意外と利かないのも×。（最小回転半径　５．１ｍ）
あとは、ワゴンという名前でラゲッジスペースを期待するとガッカリします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験