スバル インプレッサスポーツワゴン 「期待しすぎてしまった ラリーカーでお馴染みのインプレッサなのだからきっとすばらしいシャシーだろうと、期待しすぎてしまったのでかえって悪い印象になってし」のユーザーレビュー

期待しすぎてしまった ラリーカーでお馴染みのインプレッサなのだからきっとすばらしいシャシーだろうと、期待しすぎてしまったのでかえって悪い印象になってし

2010.7.22

総評

期待しすぎてしまった
ラリーカーでお馴染みのインプレッサなのだからきっとすばらしいシャシーだろうと、期待しすぎてしまったのでかえって悪い印象になってしまった。
街乗りでは最高の操縦感で、ＤＢＷなのに段階が多いので細かいアクセルワークがしやすく、ステアリング周りの正確さも天下一品で、まっすぐ走っているときの心地よさは最高であった。さらに不圧式サーボでありながら、ON,OFFのスカスカ感は今まで乗った車の中で最も少なく、サーボはホンダが一番だと思っていた私は衝撃を受けた。ヨーロッパ車に引けを取らないブレーキタッチだろう。
だが、この最高のフィーリングはステージを峠に移すとすっかり忘れてしまった。ラリーカーのベース車だというのに全然曲がらない。タイヤはＢＳのスニーカーだったのだが昔に試したカローラではそれなりに曲がったのにこの車は全然鼻が向きを変えなかったのだ。これには本当にがっかりした。さらに、エンジンは全開にしてもまるでキック力がなく一体この車のどこにいい所があるのだろうと思ってしまった。
１００万ちょっとの安物仕様なんだからしょうがないのでは？と思う人も多いだろうが、これに対して三菱のランサーセディアは廉価版でもランサーの名に恥じないすばらしいハンドリングを見せ付けてくれたのだ。この車のいいイメージがあったおかげでインプレッサの評価はより悪いものになってしまったのだ。

満足している点

運転席周りのデザインがはっきりしていて、操作感の良さが相まって街乗りでは最高にいいフィーリングだ。
シートは薄く、コストがかけられないというのに、一晩走っても痛くなることは皆無だしそもそも感触がいい。価格からは考えられない最高のシートだ。

不満な点

インプレッサの名を冠しているのに峠では使い物にならないくらい走らない。挙句の果てには「少しは良いと思える部分をつくれよ」と、叫びたくなってしまった。
４ＡＴのギクシャク感が酷い。乗った車はＡＴＦが交換時期だったのだろうけどそれにしても酷い。２０００年代車とは思えない動きだ。
この車に乗るとインサイトがいかにいい車であることがよくわかった。加速はホンダならではの痛快さだし、コーナーも横向きに突っ込んでいけるような抜群の旋回性を示した。
と、インプワゴンの悪口ばかり書いているようだが、普通の乗り方においてはむしろいい車だ。なんといっても操縦感はいいし、背が低いのでなんとも車っぽいいいフィーリングだ。普通の人は峠には行かないからこの車はいい車だと感じながら乗っていけるだろう。この記事ではピンとこないだろうが乗ってみればきっと気に入るだろう。現在はとても低価格で売っているので買いな車だ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験