プジョー 206SW (ワゴン) 「実用性と趣味性を持ち合わせたクルマ」のユーザーレビュー

実用性と趣味性を持ち合わせたクルマ

2016.3.5

総評

ホットハッチの楽しさとツーリングワゴンの実用性を兼ね備えたクルマです．これだけ面白い車がバーゲンプライスで手に入るというのは感動的です！

満足している点

ホットハッチの走行性能とステーションワゴンの実用性を見事に兼ね備えた，唯一無二のコンパクトステーションワゴンです．4mという短い全長ながらステーションワゴンの伸びやかさが表現されているデザインもＧＯＯＤ！

不満な点

当初慣れない点はたくさんありましたがすぐに慣れます．むしろ，それが206の愛嬌であり愛すべき点だと解釈しています(笑)

・１速に入りづらい
・メーター内のエンジンオイルレベルゲージの値がランダム
・ドリンクホルダーがない　・・・

こまごまとした点はいくらかありますが，重大な欠陥は今のところありません．

デザイン

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走行性能

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決してパワーがあるわけではありませんが3000回転以上で回してあげればストレスなく加速し，少々重たいハンドリングのおかげか高速巡航でも非常に安定しています．
しかし，特筆すべきはステーションワゴンの割には軽量なボディーによるハンドリングの良さ！！もちろん206HBやRCにはかなわないでしょうけれど，素人が楽しむには十分です．コンパクトなボディーがもたらす機動性が素晴らしい！

乗り心地

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全体的には硬めの足回りだと思います．（10年落ちの中古購入なので新車時のことはわかりませんが・・・）純正サイズの205/45R16（S'DRIVE）では荒れた路面での乗り心地の悪化が目立ちます．許容範囲ではありますが，ファミリーカーとしては少し硬すぎる印象．一方，スタッドレスの185/60R15（IG50）では荒れた路面でも比較的快適です．この車には15インチのほうがあっているように思います．

積載性

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206SWにおける，最大の利点が積載性にあります！4mの全長（現行デミオより小さい）にも関わらずここまで詰める車は少ないと思います（ＦＩＴくらいですかね）．．．張り出しが少なくスクエアな荷室のおかげでロードバイクのフレームもすっぽり入ります．加えて，ガラスハッチが大変便利．
日本車と違い，ルーフレールも耐荷重が75kgとバリバリ積める仕様！おかげで，人４人と自転車４台も余裕で運搬できます．このあたりの設計思想が日本車と異なるところですね．

燃費

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MTのせいか，思いの外燃費はいいです．街乗りで12km/L，高速道路で14km/L,田舎の国道であれば16km/L程度は走ります．燃費重視のギア比設定ではないので，80㎞/h巡航だと燃費が落ちます(笑)　6速まであれば高速燃費がもう少し伸びそうなんて思ったり・・・．

価格

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故障経験

中古車屋で納車してすぐにバイザーが落ちてきましたが，それ以外は今のところ故障はありません．