観光バスについて質問です。車重，金額，排気量，値段，馬力，トルク，燃費。お願いします。

Question

三菱といすゞと日野，それぞれの特徴を教えてください。外車もありますよね。ボルボとかその他にも。スピードはどれくらい出ますか

Answer 1

すみません、自動車部品製造業に勤務（現在休職中）する者です。始めにおおまかに話しますと、車重は約１５～１６トン、金額では日本車で３０００万～４０００万、ダブルデッカーでは約５０００万～６０００万、中にはサロンカーなど高級オーダー車になりますと１億円以上する車両も中にはあります。しかし韓国製の場合は２０００万円～３０００万円する車両もあります。排気量はかつて日本車で１７～最高で２５リッターのＶ型８気筒もしく１２気筒ターボもしく無しのディーゼルエンジンでしたが、現在もしく海外では９～１４リッター直６ターボが主流です。馬力は３２０～４８０馬力、トルクも１２０～大体１８０ｋｇｍ、燃費は知っています限りではリッター４～８キロです。維持費の額体はフロア張替えやシート配置など、１工程で１００万円単位と一般乗用車の１０倍単位、中にはフロントガラス単体はなんと１００万円もするそうで、中には海外製の格安品でそれでも６０万円するそうです。

次にメーカーについて、これもおおまかに話しますと、日本では、バス製造でトップかつ粘り強かった三菱ふそう、内装の華やかさや環境重視エンジンに定評ある日野自動車、かつてＶ１０～１２など最強エンジンを載せていたものの現在は日野自動車と共有しつつ環境性能に追及するいすゞ自動車、究極な環境対策を講じる日産ディーゼル（現ＵＤトラックス）。海外では、現在発売されていない三菱ふそうから発売されていたドイツのメルセデスベンツ（Ｏ３０３、けど故障が頻繁）、同国同じエンジン（現在はＭＡＮエンジン）搭載し２階建てバスを主力にする日本交通発売のゴッドリーブアウベルターネオプラン、スウェーデンボルボシャシーに富士重工ボディーを換装して逆輸入もしく日本車として発売したボルボアステローぺ（エンジンは中央部ミッドシップレイアウトを採用、燃費が良かったもののパワーが非力、現在富士重工業（和製ベルコフアキシャルとも言うべき福岡西日本車体含む）はバス製造部門撤退）、韓国ではウィラーアライアンスが発売する低価格が魅力かつ複数バリエーションを揃える大宇バス（ＢＳ２１２ハイデッカーのみ。けど品質ははイマイチの様）、また対抗すべく三菱ふそうの技術供与をもちかかえながらも自社開発して発売する現代自動車（ユニバース。けどこちらもメーターなど故障多く品質が弱い）。以上の観光バスがあります。

最後に最高スピードは知っている限り、いすゞ旧型ガーラ大型観光バス（Ｖ１０～１２エンジン搭載前期モデル）で走行性能曲線上１３０～１４０キロ程です。

おまけに、輸入観光バスには、他にはかつてにいすゞ自動車と伊藤忠商事共同発売していたドイツＭＡＮ－ＨＯＣＬ、確か日の丸自動車発売のドイツドレクメ－ラ、オランダボーバ、個人会社で中国のヤーシン９メートル観光バスもありましたが、一部車種は発売終了しています。

世界には他にはフランスのノヘ、スペインのジョンキール（ヨンケーレとも言い、かつて日産ディーゼルから２階建てスペースドリーム代用として発売していた）、国籍不明オブラドール、ポルトガルのカエターノ（トヨタ自動車とのかかわりを持ち自社マイクロバスのコースターをベースにオプティモとして発売、それをトヨタ社用車として使用していた未販売車。車変えた～の？と虐められた事があった様だが、現在は地元タクシー会社に譲り渡し）、スペインのカロッセリアアヤツ（エンジンはスカニアで日野自動車との提携がある。ＪＲ高速バスに適する様なデザイン的バス（アトラス、ブラボー）だが日本未販売）、、など、数え切れないメーカーがあります。

☆補足
今現在ＪＲ東日本所有の高速バスで、１５メートルダブルデッカー４軸（８輪、内後３軸目ダブルタイヤ構造）のドイツネオプランメガライナーの場合は、確かメルセデスベンツ１５リッターＶ８ツインターボディーゼル５０３馬力、８段セミＡＴを搭載、車両規格外の為、陸運局等に走行コースなどを申請して走行しています。価格は何か１億円はするそうです。