新型スカイライン、2.0L直4ターボ搭載モデルを追加

Question

今となってはおとなしい、ちょっと古いエンジンでは？
■新型スカイライン
記事によると「ダイムラーから初めて供給される、2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジンを採用。最高出力211ps／最大トルク350Nmで、1250-3500rpmの低回転域で最大トルクを発揮。燃費は前モデルより約20%向上し、JC08モード燃費13.6km／Lを実現（200GT-t）。価格は200GT-tが383万4000円、200GT-t Type Pが421万2000円、200GT-t Type SPが456万8400円。」

新型ダウンサイジングターボ同クラスの他車種
■レガシィB4 2.0GT DIT EyeSight 価格3,585,600円、JC08モード12.4km/ℓ、300ps/40.8kgm
■メルセデスAMG CLA45AMG 4MATIC 価格7,302,000円、JC08モード12.4km/ℓ、360ps/45.9kgm
■アウディS3 Sportback 価格5,185,186円、14.4 km/ℓ、280ps/38.8kgm

Answer 1

エンジンとしては古くはないです。というかベンツの現行エンジン、しかも去年出たエンジンなわけですので、むしろ新しい部類です。現在の状況から言えばターボだからといって最高出力ばかりにウエイトを置くエンジンの方が古いとも言えます。

あのエンジンはあくまで一つ上のクラスのNAエンジンと同等の出力以上を持たせるというダウンサイジングコンセプトに則ったものですので最高出力等はそれほど突出していません。ただその分、低速でのトルクが太く大変乗りやすいです。たとえば1250rpmから最大トルクが出る点などはそこに挙げられた車種よりも上と言えます。

ただこのエンジンの基本的な仕様はベンツと同じですが、燃焼の仕様が若干異なります。ベンツでは希薄燃焼、成層燃焼を行っているのですが日産ではストイキ燃焼となっています。その点では人によっては古いと言う方もおられるかもしれません。しかし必ずしも希薄燃焼、成層燃焼が優れている、進んでいるというわけではなく、国内・海外メーカー問わず希薄燃焼になったと思えばストイキに戻ったりと試行錯誤している状況です。それこそ希薄燃焼・成層燃焼自体はもうかなり前に実用化されていますので。あの三菱のGDIもそうでしたし。

Answer 2

ダウンサイジング・ターボエンジンは、古いどころか、ハイブリッドと並ぶ、今の時代の最新「トレンド」の１つです。

２Lでありながら、ご指摘のように「最大トルク350Nmで、1250-3500rpmの低回転域で最大トルクを発揮」しつつ、アイドル時や低負荷時の燃費は２Lと同等。その上、コンパクトで軽量。

「ダイムラーエンジン」を大義名分に（？）、割高感はありますが、車格や装備等を考慮すればレガシィB4 2.0GT DITとは微妙なところ、例示されている輸入車２台よりは遥かにCP良好。

どうしても気になるのが「最高出力211ps」。
１psレベルまで表示するからには、全車ベンチテスト済みのエンジンを搭載しているのですよね、日産さん。（※この点をあまり指摘すると、シャレの通じない、無粋な方々に難癖をつけられますのでご注意を）

Answer 3

今度の2リッター直噴ターボはおとなしいと言われますがあのDR30のドッカンターボよりは扱い易いとは思います。むしろ、直6や丸形4灯テールでなければスカGじゃないと考え方こそ20世紀的な古い価値観に過ぎません。今さっき、新型スカイラインのテレビCM見ました!!真打ちの直噴ターボ登場でようやくテレビCM解禁ですか…因みにテレビCMでも日産CIマークは一個も出てません。

Answer 4

話は変わっちゃうんですけど、2.0L直4ターボ搭載モデルは「スカイラインGT」ではないですね。

別に「スカイライン」って括りなら平気なんですけど。

あるいは同じ車体に「スカイライン」以外の車名で「GT」って付けるんなら平気なんですけどね。

スカイライン200GT-t、直4なのに何でGTなの？
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10129787005

「スカイラインGT」と「スカイラインGT-R」の違いは何？
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12129834957


「スカイラインGT」ってブランドは、直6なら40年弱、６気筒（V6含む）なら50年続いてきたんですよ。何で４気筒モデルに「スカイラインGT」って付けちゃうんだろ？今まで積み重ねてきたブランドを壊しちゃってるよね、ある意味。

Answer 5

あくまでモデルのラインナップとしてのバランスを考えたスペックではないでしょうか。
スカイラインも最上級は高スペックですしね。
昔から高級車のラインナップの中にガワは同じ高級チックでエンジンなど中身は非力な廉価モデルはありますから。
その位置にターボモデルを加えたのは良いですね。
パワーは非力でもトルクが有るので高速、山道は廉価NAモデルに比べ運転が楽なはずです。
スペック求めず、でもスカイラインに乗りたい人にはちょうど良いのでは。

GT-tの小文字の「t」には懐かしい匂いが(笑)・・

Answer 6

スポーツモデルのAMGやダウンサイジングとはいえレガシィのトップモデルであるGTと比較すべき車ではないですね。

継続販売されている旧型2.5lの代替で追加されるモデルですから、おとなしい、扱いやすいエンジンにわざとチューニングしていると思います。

スポーツモデルとしては、ジュネーブモーターショーで568psのQ50オールージュが発表されていますから、こちらの発売を期待しましょう。