ネットで以下のような文を見つけました。

Question

「システム改修されたベンツの個体は壊れにくく、メンテナンスも少なく済む傾向にあります。
ベンツを購入する外車として検討する際には、改修が済んだ発売後1〜2年のものを選ぶのがベストでしょう。」

ここでいう、システム改修された個体とは具体的にどんなものでしょうか？
改修が済んだ発売後１、２年のものとは何でしょうか？例えばベンツcクラスでいうとどんなモデルになりますか？

Answer 1

システム改修という言葉とは少し違いますが、例えば新開発エンジンよりも複数車種で使いまわした1年後、2年後のエンジンの方が出来栄えは確実に向上しています。初代エンジンのファーストロットはトライ&エラーで不具合を改修し何度も組み立て直して良品に仕立てますが、セカンドロット以降は製造が安定しますし、使いまわす時には細かな設計変更を入れてより安定した品質が確保できるようになります。
システム（＝主にソフトウェアが絡む想定です）も同じで、何万行というプログラムが実装されている車では、一つのバグもなく発売されているはずがなく、発売されてからもメーカーではデバッグ（不具合修正）は続けられ、ある程度修正箇所が溜まったらまたは大きな修正を加えたら各国のディーラーに発行して、我々が点検や車検で入庫した際にプログラムを書き換えます。だから、新システムリリースの1～2年後に製造した新車は安定しているというのは間違っていないと思います。
ただ、これはメルセデスに限った話ではなく、例えばiPhoneもしばしばファームウェアのアップデートをしませんか？私は先週iOS 16.6.1に書き換えましたが、それもバグ対策です。