いすゞ のみんなの質問

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トヨタの燃料電池バスSORAが発売されましたが、今後はこの車種を日野やいすゞのハイブリッドバスを製造中止させて、日野やいすゞで販売することはあり得ますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

SORAはコスト度外視で生産されている実証実験車です。
現状はあくまでも試験導入であり普通に販売されている訳ではありません。
ちなみに一台2億円以上(一般的な路線バスの20倍)と言われており、とても商業ベースで販売できるものではありません。

つまりSORAがそのまま日野やいすゞで量産・販売される可能性は考えられません。

そもそもトヨタには大型路線バスを開発・製造・販売するノウハウ、設備、組織がありませんし、SORAも燃料電池システム以外は、概ね日野主導で開発されていると思われます。

ではなぜトヨタがSORAを作ったのか?ですが、
トヨタが燃料電池車で世界をリードしたいと考えていること、そして燃料電池車の普及には水素燃料供給インフラの拡充などトヨタ単独では解決できない大きな課題があり、行政や社会との連携・協力が必要だからだと思われます。
つまりMIRAIの様な乗用車だけでは行政は動いてくれませんが「脱炭素社会に対応する公共交通」という形にすることで行政や社会を巻き込みやすくなるということですね。
仮にその目論見通り各種課題が解決していけば、いつか将来的に燃料電池バスも実用量産段階に移行していく可能性はあると思います。

ただし前述通りトヨタの目的はSORAを販売することではないので、おそらく量産段階では子会社である日野自動車の量産路線バス(ブルーリボン)にトヨタ製の燃料電池システムを搭載するなどのより現実的な形になると思います。
そうなると販売ブランドが違うだけで基本的に 同じ車であるいすゞエルガにも同様の仕様が作られる可能性もなくはないと思います。
実際にハイブリッド車では、トヨタのシステムをベースに日野主導で開発した仕様をいすゞでも販売しています。

ただここで気になるのは、いすゞが燃料電池大型トラックの実験車をホンダと共同開発すると発表している点です。

まさか事実上同じ車であるいすゞエルガと日野ブルーリボンでホンダのシステムとトヨタ製のシステムに作り分けるとは考えにくいですが・・
実はハイブリッドも日野といすゞで別々のシステムで作り分けていた時期がありましたので、どうなるのかさっぱり分かりません。

まあ今の時点では本当に燃料電池車が普及するのかどうか自体があやしいので、どちらにせよ妄想のレベルは超えないと思います。

質問者からのお礼コメント

2020.8.30 00:22

非常に参考になりました。回答ありがとうございます。

その他の回答 (1件)

  • いすゞは提携関係なくなりましたからまずないでしょう。日野は逆に日野で作っているという事はないでしょうか?調子よく売れれば日野で発売する可能性はあります。

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