いすゞ のみんなの質問

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総合商社の自動車事業について

三菱商事は三菱自動車やいすず自動車、三井物産はTOYOTA自動車の流通サポート?販路拡大?をしており
豊田通商に至ってはTOYOTAに貢献すべくできたような商社ですが
こういった商社の自動車事業って何をしているんでしょうか?

基本的に総合商社は資源系の売買、食品の輸出入、また最近ではほぼ投資銀行のように企業投資をしているイメージで、
自動車事業のイメージがつきません。


そもそも、関連商社を抱えない自動車会社も多いわけですし(ホンダや日産、マツダ)、商社が介入する価値がわかりません。
商社参入が自動車会社にとってベターであるなら皆やるはずです。
また商社は日本独自の業態であり、他に自動車が強いドイツなどで行われてない以上、必要性もわかりません。


また、仮に必要だとしても、TOYOTAのような潤沢な資本を持ち、世界的シェアも大きく、優秀な社員が多い会社が商社を利用している理由もわかりません。
課題があるなら都度コンサルへのアウトソーシングの方が良い気がします。
また商社No. 1の三菱商事を味方につけても三菱自動車は業績が芳しくないので、意味ない気がします。


私は就活生でもなんでもないですが、気になったため質問しました。

商社勤務の方等詳しい方、お答え頂ければ幸いです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

来年から5大商社で働く予定の学生です。
僕の知る範囲でお答えします。
総合商社の自動車関連ビジネスは、以下の種類に大別されます。

①自動車販売代理店
おっしゃる通りの完成車販売仲介です。
もちろん現在は昔よりメーカーの自社営業も増え、大手は現地法人を設置して完全に現地で回す仕組みを作りましたが、別にそういうケースが全てではありません。現地法人を設置するのは米国や中国などの超大手市場だけです。
また、小さな国や新興国などの市場で自動車を売るだけの営業やマーケティングを自社で全てやるのはまだまだコストがかかります。
別にできないと言ってるわけではありませんが、費用対効果はやはり商社がやるより悪くなります。なぜなら、トヨタも日産も所詮自動車会社ですから、集めた情報やマーケティングのノウハウは結局自動車販売にしか活かせません。
現に、関連会社として商社を傘下に持っているのもトヨタだけですね。他の大手メーカーは主要国市場以外は基本的に商社通してると思います。
総合商社の場合は、自動車を売る過程で得た情報や人脈を他の分野でも普通に生かせます。ですので分野によっては、おっしゃるようなコンサル的な業務を総合商社が受注する事もあります。


②自動車関連の事業投資
これは例えば、自動車販売とセットで行われる自動車以外のビジネスです。
丸紅とかは電力分野が強いですが、最近はEVの普及と脱炭素の流れの中で、EV販売とセットで発電プラントや充電施設の設置を請け負うビジネスが始まっています。自動車販売の手数料だけでなく、売電ビジネスや電力供給体制の構築で継続的に利益が出せるわけです。自動車が売れてハイ終わり、よりもこちらの方が、総合商社としては継続的に美味しいです。
総合商社の事業投資ビジネスを投資銀行に例えてらっしゃいますが、やってることは全く違います。投資会社はリスク検討をした結果お金を貸して終わりですが、総合商社は自社人材を派遣して経営に参加させます。投資先がより大きな利益を出せるような施策を一緒になって考え、実行します。投資会社や銀行よりよほど泥臭い仕事です。


ちなみに豊田通商はトヨタのためだけ、とおっしゃっていて、それはだいたい事実なのですが、逆は必ずしも真ではありません。
トヨタ車を売っているのは豊通だけではないんです。豊通は総合商社の中でも最も新興の会社ですし、業態も5大商社などと違ってほとんど自動車関連の専門商社ですから、拠点やノウハウを持っている国、地域は5大商社に敵いません。国によっては三菱商事、伊藤忠なんかがトヨタの代理店をやってる国もあったと思います(たぶん)。
また、三菱自工の業績が悪いのは自業自得です。
メーカーなんですから優れた競争力のある製品を開発できなければ淘汰されるのは当然です。ただ、三菱自工の場合は商事、銀行などの金持ち企業が助けてくれる三菱グループにいなければとっくに潰れていたでしょうから、そういう点では助かってるはずです。

その他の回答 (1件)

  • 私の知る範囲でのみ回答します。
    元々は商社は海外での販売から関与してたと思います。代理店を定め、そこに輸出する、口銭という手数料が儲け、次は販社を合弁や自社で設立しそこで輸入し販売網作り上げ販売する、口銭より儲かります。アフターパーツなども扱います。三菱やいすゞ等の中小クラスは海外は弱く商社に頼らざるを得なかった面があります。次は生産への参加。海外現地工場に共同出資して参加する。工場はコストセンターですが、そこへの部品供給で商流に絡み口銭を稼ぐ。そして販売金融の立ち上げ。販社で自動車販売する際に消費者にローンを提供して金融で儲ける。一連の自動車事業に絡むことで大きな利益をあげます。三菱商事はタイでのいすゞ事業で大成功し、その後の同社の自動車事業の方向性を決めてますね。
    現在はEVとかシェアリングとか、そういう新しい市場での事業を模索しているんだと思います。
    投資会社じゃなくて、泥臭く汗かいて事業してると思いますよ。成功モデルなので多分ネットにいろんな実話が宣伝半分で掲載されてると思うのですが。
    トヨタレベルだと商社よりでかいので、自分で何でも出来ると思いますが、自分がやりたくないところを商社にやらせて、自分がやってうまくいかない時のリスクを押し付けてると思います。

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