いすゞ のみんなの質問

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昨年、日野自動車不正問題で日野時動車の生産が少なくなったのですが、その分、トラック業界首位のいすゞ自動車はかなり、生産が増えたのでしょうか?詳しい状況を教えてください。

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回答一覧 (1件)

  • 日野自動車は排ガス及び燃費試験不正の問題により、国交省から多くの車型の型式認定(量産してそのまま販売して良いというお墨付き)を取り消されました。
    多くの車型が生産停止になりましたので、当然販売台数も激減しています。

    その影響でこれまでいすゞが苦手としていた大型車も含めいすゞのシェアが拡大し、もともと強い小型トラックだけでなく、普通トラックでもいすゞがトップに立つ大きな変化となりました。

    ただし、話はそう単純ではないのです。

    実は昨年のいすゞの生産台数は増えておらずむしろ減少しています。
    正確に言うと、昨年世界の自動車メーカーのほとんどすべてが生産台数を大きく減少させています。
    理由は急激な需要拡大とコロナによる生産減少に伴って発生した世界的な半導体不足の影響です。

    日野の生産休止の影響もあって現在いすゞには注文が殺到していますが、部品である半導体の数で生産台数が頭打ちになっており、いつ納品できるか分からないレベルのバックオーダーを抱えている状況です。
    つまり発注ベースでは日野の顧客がいすゞに大きく流れましたが、生産台数ベースで言うと日野が減った分だけいすゞが増える状況にはなっていません。
    実態としては、業界全体が半導体不足で生産台数が減る中で、それとは関係なく日野だけが排ガス規制問題でさらに極端に減っている感じです。
    ですが実はその中で大きく販売台数を伸ばしているメーカーがあります。
    それは業界4位のUDトラックスです。
    UDトラックスは最近いすゞの完全子会社になりましたが、それまではスウェーデンのボルボ・グループの傘下であり、他の日本メーカーとは異なる独自の半導体の調達ルートを持っていたため、半導体不足の悪影響を最小限に留められたそうです。

    今後、半導体不足が少しづつ改善していくに従い、既にバックオーダーを抱えまくっているいすゞの販売台数が急激に伸びていく可能性が高いですが、
    ここまでの流れだけで言うと日野が減った分の恩恵を直接的に受けたのはいすゞではなくUDトラックスだと思います。

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