VTECって必要?
3年落ち2000ccクラスの中古車を探していたが、本当に欲しかったアコード、初代プリメーラは、当時大人気で中古車の相場は130万円
2007.12.29
- 総評
- VTECって必要?
3年落ち2000ccクラスの中古車を探していたが、本当に欲しかったアコード、初代プリメーラは、当時大人気で中古車の相場は130万円以上。そんな時にディーラー系の中古車店で当時乗っていた、初代シビックフェリオを縦に長く伸ばした様な車を発見。新車価格は上記2車と同じ位なのに、超不人気車の為に中古車の相場は100万円前後(98万円とか、99万円のプライスが多かった)。デザインも気に入ったので購入。
実際に所有してみたら、すべてにおいて大当たり。こんなにいい車がなぜ不人気車種なのか?似たようなデザインの、初代シビックフェリオはヒットしたから、デザインが悪い訳では無いと思う。ただ知られて無くて、購入の対象にならないだけだと思う。あきらかにホンダの販売戦略の失敗としか思えない。
- 満足している点
- ①よく回るエンジン。
90年代に、北米大陸で売り上げ台数№1に輝いた事も有る、アコードと同じエンジン。何の変哲も無い、VTEC未搭載のSOHCエンジン。これが実に良く回り気持ちよく加速してくれる。箱根新道の上り坂で、友人の乗るサ○ブ900をぶっちぎり(あくまで普通に運転していたつもりだったが)「どんなエンジンを積んでるの」とビックリされた。中低速域でのトルクも十分で、街乗りも運転しやすい。当時のホンダSOHCエンジンは、『ヘタなDOHCより回る』と言われていた。今までにシビックフェリオ1500cc(130ps)アコードUSワゴン2200cc(140ps)オデッセイ2300cc(150ps)ストリーム1700cc(130ps)の4台のVTECエンジンに乗ってきたが(DOHCは未経験の為に判らないが)SOHCに関してはVTEC未搭載のイノーバの2000cc(135ps)のエンジンが、一番元気よく回り、早くて燃費とのバランスも良かった。今でも実家で現役のイノーバに乗るたびに、本当にVTECって必要だったのかと思ってしまう。
②スタイル
個人の好みだが、アスコットはオヤジ車だが、イノーバのスタイルはとてもスポーティーで良いと思う。現役当時も一月に1度見かけるかどうか、とても個性が有る。でもカッコいい。
③装備内装
バブル期の設計の車だけに、いたれりつくせりのフル装備。なんとフォグランプまでが標準装備。
内装は、アコードの高級感と比べると、イノーバはスポーティー。夜はオレンジで統一されたインパネが、とても豪華に演出をしてくれる。(もっとも前車がインパネが安っぽい事で定評?が有ったシビックフェリオだったから、豪華に感じたのかも)
④居住性
シビックフェリオを縦に30cm伸ばしたデザイン。それをトランクの広さと、後席の広さに割り振っている。初めて後席に乗る人は、皆あまりの広さにビックリしていた。
⑤中古車価格の安さ。
超不人気車種の為、同じ車格、年式の人気車種と比べたら、驚くほど安く手に入る。差額でオーディオ、ナビ、ホイール等をドレスアップした。でもこれは下取り価格の安いと言う欠点にもなる。買い替えの時あまりの安さに下取りに出す気にはならずに、父親にプレゼント。あれから10年、まだ現役で元気に走っています。
- 不満な点
- ①静粛性
正直いいとは言えないが、エンジン音はホンダファンならあくまでサウンド。
②バック時の後方視界
ハイデッキスタイルの為に、後方視界はトランクが全く見えない。(リアウインドウしか見えない)自分は前車も同じハイデッキスタイルの為に慣れていたが、初心者や慣れない人には車庫入れは無理。
③デザイン
長所にスタイルを上げたが、初代シビックフェリオと似た外観。初代シビックフェリオから全く同じカラーのイノーバに乗り換えた為、グレードは上の車なのに、会社に通勤しても誰も乗り換えた事に気づいてくれなかった。数日後に何となく違和感を感じた同僚が「あれ、車伸びた?」そんな訳無いだろう・・・
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験