自動車取得税の、取得価額50万円以下は自動車取得税がかからないということですが、 これは中古車のみですか？ 新車や新古車でも当てはまりますか？

Answer 1

自動車所得税は，地方税で，「取得価額」が50万円以上の自動車に課す税金です。よって，新車であっても，50万円以下の取得価格ならば，本来非課税となります。

ただし，この「所得価額」とは、実際に自動車を購入する際に支払った金額ではありません。車種・グレード・仕様ごとに定められた基準額（財団法人地方財務協会が発行している「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に記載されている金額）に、新車時からの経過年数に応じた残価率を乗じた金額です。（新車時は１。）

一般的には，値引きが10%ぐらい有るので，新車価格＋オプション価格に0.9を掛けた額が基準額になり，そうなると55万円以上の新車価格から課税対象になります。現在の日本の自動車には，それ以下の額の自動車は存在しません。

また，新古車は，中古車扱いですから，1年未満のクルマは0.681を掛けます。つまり，新車価格が82万円以下のクルマならば，ナビやカーステ等を付けなければ，所得価額が50万円以下になるので，税金はかかりません。ダイハツのミラバンや，ハイゼットトラック，スズキのアルトバン，キャリイなどは，未使用中古車なら非課税になる可能性があります。

尚，自動車所得税は，消費税が10%になるときに，廃止が決まっています。（自民党が方針を変えない限り。）もちろん，消費税が10%にはなって欲しくないですが。

質問者からのお礼コメント

詳しくありがとうございました！参考になりました。

Answer 2

新車でも当てはまります