これがBMW 驚きました。
云わずもがなBMWのハイエンドモデルです。BMWは車好きにはたまらない。運動性能の高さ。走る喜び。等々走りに関しては右に並
2008.7.21
- 総評
- これがBMW 驚きました。
云わずもがなBMWのハイエンドモデルです。BMWは車好きにはたまらない。運動性能の高さ。走る喜び。等々走りに関しては右に並ぶものなしとの巷の評価ですが、ここまでとは予想していませんでした。素晴らしいの一言で片付けられないすごさがあると感じました。
どうしてこんなにでかい車の動きをここまでスポーティーにというよりまさにスポーツカーに近くコントロールできる様にできるのかBMWのマジックという感じを受け、感銘を受けました。
やはりこのクラスで、走りという点だけに限定すればまさに世界一だという事は間違いないでしょう。
これがBMWか・・・まさに驚きのドライバビリティーの高さを持っています。
- 満足している点
- 何といっても、リアビュー、サイドビューの美しくも上品な佇まいは何も言わなくても高級であることを周囲に教えてくれます。且スポーティーであり優雅という言葉が浮かんで来ました。
そしていざ乗り込むと紛れもなく高級車の佇まい。カタログ等で見るよりも数段上です。もっと無骨でシャレ気がないと思っていましたが、素敵です。
シートもコンフォートパッケージでしたが座り心地、硬さ(柔らかさか?)、ホールド感、革の出来、そして横Gのかかった場面の支え感など素晴らしく、やはり残念ながらまだ日本車が全く及んでいないなーと痛感させられた所です。(流行りの冷風を出してくれる機構ももはや日本車の特権ではなくなりました。)
そして前述した様に走り出すともう何の形容もいらない位の走り、まさに法定速度もそれ以上も極めて素晴らしい走りで、感動すら覚えます。これは単に50:50の重量配分にこだわっただけでは到底到達出来る筈もないノウハウがあるのでしょう。
後はサスペンションの動きと支えの素晴らしさ、お金が掛っている感じがわかります。
あとブレーキ。利きがいいことはいうまでもありませんが踏んだだけの思い通りのコントロールが可能です。微妙に踏めば、微妙な分だけ効いてくれます。良い出来のブレーキの中でも秀逸です。
あとアクティブステアではないので、また7という車格を意識してかとてもしっかりとステアリングが安定方向で重めです(でも決して重すぎません)。ややハンドル径が大きいという個人的には嫌なところがありますが(すぐ慣れますが)、ステアリングを切れば思い通りに鼻先軽く動いてくれ、それでいてなお過敏すぎず疲れにくいという絶妙なセッティングはかなり高得点です。
国産車の高級車、特に批判の多いレクサスも良く頑張っていると評価しますが、残念ながら走り、触感、佇まい、雰囲気など。間違いなく同じ値段なら日本車を選ぶかというとアフターメンテ、品質(特に車の運動性能とは別の部分)の信頼性を除いてはかなり歩が悪いでしょう。
- 不満な点
- フロントはマイナーチェンジ前よりいい気もしますが、何か格好良いと単純に思えるサイド、リアデザインに比し今一つです。
価格落ちは半端じゃありません。5年後はスズメの涙となってしまいます。
この車が大好きで、長く乗りつぶすと思う方は非常に買う価値の高い車だと思います。ただしナビ、I-drive 、各種作動系の不具合はオーナーになると非常に鬱陶しいものだと思います。
今なら驚くほどの値引きが期待できます。来年(早ければ今年の年末)7年経過してのフルモデルチェンジです。BMWは14年に一回フルモデルチェンジでかなりの変貌を遂げますが、8年目からに当たる今回のフルモデルチェンジではかなり今のモデルに近い外装変更に留まることが予想されます。フルチェンを承知で買う方にとってはかなりの買い得感の高い高級車となります。
最後にV8 の出来が素晴らしく、4000cc で十分以上の走りが可能だと申しあげておきます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験