BMW 7シリーズ 「世界一美しいセダン 初代6シリーズが世界一美しいクーペと称されるのであれば、E38、7シリーズは世界一美しいセダンだと思います。薄く直線的に伸びたボデ」のユーザーレビュー

世界一美しいセダン 初代6シリーズが世界一美しいクーペと称されるのであれば、E38、7シリーズは世界一美しいセダンだと思います。薄く直線的に伸びたボデ

2011.5.8

総評

世界一美しいセダン
初代6シリーズが世界一美しいクーペと称されるのであれば、E38、7シリーズは世界一美しいセダンだと思います。薄く直線的に伸びたボディは決して押しが強いワケでもなく、決して華美でもない、いわゆるフラッグ・シップの名には相応しくないのかも知れません。しかし、ドアを開けシートに腰掛けた瞬間にまさにこれこそが7シリーズ、フラッグ・シップだと実感出来ます。しっかりとした造りでありながらも随所に繊細なパーツを施し、ドイツ流工業製品とイギリス流工芸品の見事な融合を感じ取れます。　　軽くキーを捻ると、乾いた感じの上品なV8サウンドがとても心地よいです。アメリカンな骨太サウンドも良いですが、世界一美しいセダンには似合いません。ところが、アクセルペダルをググッと踏み込むとF1顔負けのかん高いエンジン音に驚きます。命の足回りも抜かりはありません。しなやかでありながら、コーナーでのビシッとした踏ん張り、いざと言う時のブレーキも呆れる程の効きです。当時のBMWの技術、情熱、思想の全てが凝縮された至高のセダンだと思います。

満足している点

走る、曲がる、止まる。全てが超一級です。馬力、トルクも十分。240kmメーターは飾りではありません。スマートないでたちですが、車格は相当あります。それでも見通しの良い大きな窓と、切れ角の大きい足で運転は楽だと思います。社外品ではあるが安価なアフターパーツが充実しているので、メンテナンスで頭を抱えた事は少ないです。

不満な点

内外装、足回り等全てのゴム類、プラスチック類の劣化。すでに13年落ちであるし、ヨーロッパの基準で作られているのであれば環境の違いと諦めるしかない。ドイツ車に限った事ではありませんが。特に国産車からの乗り換えを予定されている方は、仮に走行距離が少なくても最終モデルから10年以上経過している事を忘れずに予算を考えると嫌な思いをせずに乗れると思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験