新型７シリーズのプラグインハイブリッドのモデルは欧州複合モード燃費47.6km/リットルだそうですが本当にこんな驚異的な燃費を実現できるのでしょうか？

Answer 1

プラグインハイブリッド車は、毎日充電して使う事を前提にしています。
車の燃費性能だけ改善させるのでは無く、利用方法も改善することで相乗効果を狙ったものです。
日本の住宅事情では、自宅に充電設備を設置してプラグインハイブリッド車や電気自動車を利用するは、かなりにハードルです。
欧州の住宅事情だと充電設備を完備できますから、普通に夜充電して日中利用することが比較的容易にできます。

来年発売の740Leは上記の利用方法を前提で使うことにより、欧州複合モード47.6kmを実現しています。
EV走行の航続距離が40kmですから、夜中に充電して日中40km以下走るのであればエンジンは不要となり、ガソリンは使わず40kmを走る事になります。
燃費は分母が0(=ガソリン消費無し)となるので、無限大の燃費値となります。
完全に充電したエネルギーだけで走らせれば、40km/Lよりも明らかに改善される事になります。

日本では充電設備を自宅に設置できるのは一握りです。
プラグインハイブリッドは一部にしか普及しません。
そのため、昨年10月には欧州と同様なプラグインハイブリッド燃費は廃止となりました。
日本ではプラグインハイブリッドを普及させて燃費を抑制するのは難しいでしょう。

(o80980さんへ)

Answer 2

その燃費は欧州プラグインハイブリッド燃費算定基準「ECE R101」によって算定された物です

アウトバーンを連続走行すれば通常のハイブリッド燃費となり11km/L程度の燃費となります