アバルトのパドルシフト操作方法について教えてください。

Question

先日アバルトに乗りました。
「A/M」ボタンでATモードとMTモードの切り替え、MTモード時にパドルシフトが使えると思っていました。
ATモード時に何気なくパドルを触るとシフトアップしました。後にアップとダウンを行ったところ意図する通り作動しましたが、ATモードでパドルシフトが使用可能は異常なのでしょうか？
自分が所有するオデッセイでは、シフトレバーを+-ゲージにズラシてアップ・ダウンしますが、アバルトは根本が違うのでしょうか

Answer 1

アバルトでも595Ｃですよね、パドルがあるのならＤＳＴシステムだと思います。

http://www.carsensor.net/catalog/abarth/595c/F001/M001G001/

片方が奇数ギア、もう片方が偶数ギアを受け持って２セットのクラッチが同軸にあると思ってください。

オートモードの場合は車速やアクセル開度によって自動的に交互のクラッチを組み合わせてシフトアップ、ダウンを行います、片側のクラッチが噛み合っている時、もう片側はシンクロを終えてパドルからの信号を待っている状態。

オートモードでもパドル操作されればそちらを優先しますので問題ありません。

オデッセイなどはトルクコンバータを介して+-ゲージでシフトされればシフトを行いますが、あくまでＡＴの補助機能です、２ペダＭＴの最大の特徴はトルコンが存在せず、２個のクラッチを組み合わせてパドル操作によってシグナルでクラッチを切り替えてシフトコントロールする点です。

デュアルクラッチトランスミッションは

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

ここです......セミＡＴとか書かれているものはほとんどこれが採用されているはずです。

概念図は下のとおりです。

質問者からのお礼コメント

二人の方に説明いただき有難うございました。此方の方の「片方が奇数ギア、もう片方が偶数ギアを受け持って２セットのクラッチが同軸にあると思ってください。
」の説明が判りやすかったのでベストとさせて頂きます。

Answer 2

アバルト500ですよね？
アバルトを含むFiatではパドルシフト→2ペダルMT（デュアロジック※アバルト用はFiat用とは仕様が異なるらしいですが）を採用しています。
これはあくまでもMTを基本としクラッチ操作をコンピュータと油圧により自動化したもので、さらにシフトアップダウンを自動化することでATモードとしても使用が可能になっています。
ご質問の点ですが、ATモードはコンピュータが車速やアクセル開度を元に自動的にシフトチェンジを行っているだけで、ここでパドル操作を行うとドライバーの指示を優先させシフトチェンジを実行します。これが質問者さんが？と思われた点です。ATMTの各モードの違いは自動変速を行うかパドルでマニュアル操作するかだけの違いで、クラッチ操作と実際のギアチェンジは油圧で自動化されています。

オデッセイは一般的なATをMT的な操作感をドライバーに与えているだけで根本的にトランスミッションの方式が異なります。