新型チェロキー、本気になったジープの底ヂカラ
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
最大の注目はやはりエクステリアだろう。チェロキーと言えば、日本ではボクシーな2代目のイメージだが、今回はあっと驚くモダンデザインを採用。特にツンと薄く丸くとんがったマスクは、動物のカピバラっぽくてビックリだ。
正直、今までのチェロキー好きからすると「ヤリ過ぎじゃ……」と思えるほどだし、中でもフロント回りは賛否両論。これを前述アレン氏は100%アメリカンデザインと言うが、一体どうしてこんな大改革ができたかと思ったら、やはりマルキオンネ氏の存在があった。
デザイン決めの時、他にもっと保守的なデザインもあったが、彼が一番モダンでアグレッシヴなものを選び、それがこのカピバラマスクだったのだ。そう考えるとイタリアンテイストが入っているんだろうか!?!?
それにこのデザイン、極薄の7本スロットグリルやヘッドライトこそ目立つが、腰下の無骨なフェンダーアーチやキックしたウィンドウラインは意外に変わってない。イメチェンはしたが力強さは落ちていないのだ。
外観以上に変わったのがインテリア。確かにメーターはシンプルな2連式だし、センターのダイヤモンド型っぽい8.4インチワイドモニター周りは伝統のグリルデザインを模したという。だが、全体のムードやクオリティは全く違う。
独特のブラウンを混ぜた色遣いこそジープっぽいが、ソフトパッドを全面に貼った樹脂といい、プラスティックパネルといい、本革シートといい、まさに高級車。かつての素っ気なかったアメリカンSUVとはまるで違うのだ。マジメにポルシェ・カイエンなど、ドイツの高級SUVと比べてもいいんじゃないかってレベル。シートの座り心地1つとっても、ソフトで今までとは明らかに異なっている。
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