新型ビートル海外試乗! デザイン、走り徹底解剖
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
フロントウインドウの角度が起きて後ろに寄せられたことで、室内側から見るとあの長大だったダッシュボードが違和感の無いものとなり、もはや普通の感覚で運転できるようになった。サイズ以上に大きく感じられたあの感じは、もはや無い。
一方で純粋にデザインとしては、やや面白みが無くなったのも事実である。無論、前と同じアプローチができないのは解る。「内外装が違うクルマに見えないように。そして過剰な装飾を排して長く愛され得る普遍的なものにしたかった」とはインテリアデザイナー氏の弁。男性的になったエクステリアに見合った、そしてより機能的な空間が目指されたわけだ。
象徴的なのが、あの一輪挿しが無くなったことである。「男性ユーザーは、ここに花を挿したりしないでしょう?」ということらしい。ま、そうだけれども…。
今回試乗した「スポーツ」グレードはダッシュパッドがカーボン調仕上げとされているが、それがボディ同色となる「デザイン」になると、雰囲気はまた変わってくるかもしれない。ちなみにダッシュパッド助手席側には上ヒンジのグローブボックスが備わるが、これもモチーフはオリジナル・ビートルである。
クオリティは一般的なレベルだ。パーツ同士の合わせの正確さなどには文句は無いが、ダッシュボードやドアトリムにはソフト素材は使われておらず、カーボン調のソフトパッドもあくまで“調”でしかない。ニュービートルも似たようなものだったが、上質感を求めないデザインが救っていた。そう考えると、今回はもう一歩頑張ってくれても良かったかもしれない。
しかし空間的な居心地は俄然向上した。前席は前述の通り、取り回しなどにもはや違和感を覚えさせないし、後席も膝まわりの余裕はミニマムながら首を倒さなくても十分乗っていられるようになった。そして荷室も310~905リッターを確保。もちろんゴルフより広いわけではないが、何とか実用に足る容量を得たと言える。
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