新型CLS、海外レポート 環境性能も大幅に進化
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
スタイリッシュなサルーンの先駆者は誰か? といえば、もちろんメルセデスCLSだ。2003年のフランクフルトショーに4ドアクーペのコンセプトデザインを提案して話題となった。バウハウスの伝統を重んじるメルセデスは徹底した機能主義者。しかし、ユーザーは退屈なメルセデスのデザインに飽き飽きしていたのも事実だったのだ。かくして革新的なデザインの4ドアクーペCLSが誕生した。
日本には2005年にCLSが導入され、新しいサルーンデザインに議論が沸き起こった。賛成派はクーペスタイルの4ドアサルーンに新しいメルセデスを感じたが、機能主義を訴える反対派は三つの箱(エンジンルーム・キャビン・トランク)の形をした3ボックスが王道だと信じていた。私はどちらかというと反対派の一人であったが、それは後席に乗り降りするのに頭をぶつけるのはメルセデスらしくないと思ったからだ。
しかし、日本のマーケットは賛成派が多数を占めた。スタイリッシュなCLSは退屈な高級車のSクラスからもEクラスからも乗り換える人が増え、AMGモデルが追加されるとさらにCLSの人気のバロメーターは上昇したのであった。
二代目となる新型CLSは2010年秋のパリショーで正式にデビューした。さらにダイナミックなスタイルに進化した二台目CLSのデザインを担当したのは若干37才の韓国系アメリカ人。4才の時からクルマのオモチャを握りながら寝ていたほどのクルマ好きだ。彼はR32GT-R・NSX・インプレッサというホットな90年代の日本車に憧れていたという。新型CLSのコンセプトはクルマ好きが飛びつきたくなる「エモーション」がテーマ。しかし守るべき伝統はしっかりと守ることを忘れなかったと語ってくれた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
未来の新幹線? いいえ、トラックです…米ケンワースがプロトタイプを発表
レッドブル重鎮マルコ、F1モナコGPでの最大の敵はフェラーリと予想。一方ホーナー代表はマクラーレンを警戒?
京急バスが東急バスを運行! 会社間の垣根越え初タッグ 横浜本社から遠隔監視
ポルシェジャパンが若者の夢に投資する「Porsche.Dream Together」プロジェクト
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
ポルシェ911をレストモッド…シンガーがコーンズ・グループと日本における代理店契約を発表
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった