BMW、新型8シリーズクーペ初披露。ル・マンからの撮り降ろしで細部も紹介
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸、BMW AG
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸、BMW AG
ル・マン24時間決勝を翌日に控えた6月15日、BMWはサルテサーキット内の特設会場において新型8シリーズを初披露しました。かつてBMWのフラッグシップクーペとして、1999年まで生産された8シリーズが約20年ぶりに復活を果たしたことになります。
2017年5月にイタリアのコンクール・デレガンス・ヴィラ・デステで発表された「BMWコンセプト8シリーズ」の市販版ということになりますが、低く構えた筋肉質なフォルムはコンセプトがほぼそのまま再現されているような印象を受けます。但し、平面的になったキドニーグリルを含むフロントフェイスや、サイドのアウトレット、リヤの意匠などがやや抑制されており、全体に落ち着いたラグジュアリークーペとなった感に。精悍さを際立たせるLEDヘッドライトはBMWの中で最もスリムな形状となり、600m先まで照射可能なレーザーライトも用意されています。
ボディサイズは全長4843×全幅1902×全高1341mm、ホイールベースは2822mm。車重は1890kgと軽くはありませんが、トップクラスのダイナミック性能を謳うとおり、0-100km/h加速は3.7秒を実現しています。
発売は今年11月が予定されており、グレード展開は2つ。価格はまだ明らかにされていません。事前に一部スペックが公表されていたMパフォーマンスモデルの「M 850i xDrive クーペ」には、4.4L V8ガソリンターボ(最高出力530hp、最大トルク750Nm)を搭載。「840d xDrive クーペ」には3.0L 直6ディーゼルターボ(同320hp、同680Nm)が搭載され、0-100km/h加速は4.9秒となっています。トランスミッションはどちらにも8速AT(ステップトロニック)が組み合わせられます。
※無音映像です次のページ>>スペック
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