XC60、ある意味ボルボ版スカイアクティブ?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
この計画は去年末に欧州で発表され、日本に入ってくるのはこのミディアムクラスSUVのXC60 ドライブ-Eが最初。いわゆる今までガソリンが「T5」、ディーゼルが「D4」と呼ばれる200ps前後のパワーレンジをカバーする。まずはXC60を手始めに、V60、S60と60シリーズに搭載されて日本に上陸する予定だ。まずは論より証拠、乗って見よう。
スペック的にはピークパワーが245psでピークトルクが350Nmで、BMW328iの直4ターボエンジンとほぼ一緒。旧型に比べて5ps&30Nm向上しており、さらに200バールというガソリンエンジンでは破格の超高圧インジェクターやフリクション低減により燃費効率を35%改善。重量もエンジン単体で45kg減らし、新開発の高効率アイシン製8速ATと組み合わされ、XC60 ドライブ-Eは旧モデルから23%アップのJC08モード13.6km/Lの低燃費を実現。おかげで重量のかさむXC60は100%減税、S60とV70は75%減税を獲得した。
ちなみにエンジンマネージメント技術は日本デンソーが担当であり、ギアボックス共々、裏では日本の技術が活躍しているわけだ。
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