超高級車「メルセデス-マイバッハ Sクラス」に試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:メルセデス・ベンツ日本
リアシートの快適さ、仕立ての上質さではかつてのマイバッハに決して負けていないメルセデス-マイバッハSクラスだが、価格は最高峰の「S600」で18万7841.5ユーロ(約2500万円)と、4千万円以上したマイバッハに較べると相当にリーズナブルな設定となっている。
従来のマイバッハがロールス・ロイスのファントムやベントレーのミュルザンヌに対抗していたのに対して、今回はゴーストやフライングスパーをライバルと見据えていると言っても間違いではないはずだ。アメリカ、ヨーロッパ、日本だけでなく中国や新興国での伸びが著しいこのセグメントへの投入は納得できる。
しかしながら冒頭に第一弾と記したように、メルセデス-マイバッハの攻勢は、これだけでは終わらないのだ。まず予定されているのは、更に大型のボディを持つ最上級モデルの「プルマン」。1960~1980年代に“究極のメルセデス”として君臨した往年の名の復活が、今回の試乗会の場で正式に宣言された。こちらはおそらく全長6.5m前後、3列シートのリムジンとなるだろう。
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