レガシィtS、初のノンターボは旨味バリカタ!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
ってなわけで最後になってしまったが何と言っても鮮烈なのは走りだ。まさに不肖小沢が「バリカタ」と呼びたくなるシャッキリ感で、手応えは以前乗ったエクシーガtS以上。
乗り始めから専用チューンであることを感じさせ、レーシングカーに乗ったことがない普通の妻子供は一瞬「なにこれ?」と思ってしまうレベルかもしれない。
ただし、その分圧倒的なのがシャープかつソリッドなステアリングフィール。切った瞬間、タイヤのケース剛性を感じさせるレベルで、まさしくスポーツFRに乗ったような感覚。この味わいをフルタイム4WDで出せるとは、さすがにSTIのキモ入りであるtSモデルだ。
しばらく乗り続けると、最初に感じた足の硬さほどには不快感がないのが分かってくる。事実、バネそのものはノーマルレガシィと同じで、ダンパーのみ締め上げた専用ビルシュタイン製を採用している。また、ボディの剛性を高めつつ、部分的にしなやかさを保てるフレキシブルタワーバーやドロースティフナーなども装着。これはバーの中心にジョイントが付いたSTI独自の強化パーツで、ほどよい締め上げ感を提供する。同時にこの足はいままでレガシィにあった高速道路で若干残っていたふわ付きも解消した。
エンジンサウンドも専用スポーツマフラーにより、適度なボクサー4の鼓動を感じさせるテイストになった。ってなわけでモデルチェンジで大きくなり、味がボヤケつつあった現行レガシィを全域で引き締めたバリカタ仕様。正直、すべてのファミリーにオススメってほどヤワではないけど、好きモノのお父さん、ちょいと試してみてはいかが? って感じなのですよ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ『シビック』、米国初のハイブリッドは200馬力…「タイプR」以外では最強
ホンダが“赤い”新型「2ドアクーペ」公開!? “22年ぶり復活”の「プレリュード」なぜ“真紅”に!? 2024年にも登場期待の「デートカー」米に登場
レースの楽しさを思い出させてくれた1戦!イギリス選手権のスーパースポーツクラスにスポット参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート
BYD、欧州初のPHEV発表…SUV『シール U』に設定
信号待ちで運転手が交替するのはNG! ダメと書いてないのに怒られる「うっかり交通違反」に注意せよ!
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #07【番外編】|NDロードスター&マツダ デミオ
ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
「新車100万円以下で買える!」 維持費も安くて最高! “運転初心者”にもオススメ「お手頃な国産車」3選
さよならV10&ハローV8ツインターボ!ランボルギーニ ウラカン後継車は高回転型800馬力V8ツインターボ搭載の野獣!
ポルシェ、963 LMDhの改良版ツインターボV8投入計画を破棄か。マシン耐久性向上により“低振動”エンジンが不要に
大型トラックの100km/hでの衝突を想定したものも! それならガードレールの内側は安全なのか考えてみた
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった