今買いたいロードスターはコレ! NBはライトウェイトスポーツの完成形だ
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
二代目ロードスターは、完全な“名作”となった。うん、“NB”は本当にいい。もし今ボクがマツダ・ロードスターを手に入れるならば、間違いなくNBの中から、どのグレードにするかを悩むと思う。なぜなら今もってNBが一番、バランスが取れたロードスターだからだ。
しかしこの二代目、出た当時は喧々ごうごうだった。あまりにプリティだった初代NA型から一気に変わってしまったその見た目。リトラクタブルヘッドライトが北米における歩行者保護の観点から禁止されてしまったことは残念だったが、それにしてもそのデザインは、あまりに様変わりしてしまった。素朴で可愛らしかったイギリスのカントリーガールが、西海岸に出てきて化粧バリバリになってしまったかのように、小さなボディになまめかしいうねりを加えてきたアンバランス感には、初代NAオーナーとして怒りを感じた程だった(笑)。
またNAの後期型で1.8リッターとなったエンジンはその素性をコツコツと磨き上げ、最終的には160psを発揮するまでになったけれど、やっぱり何かが違っていた。たぶん当時の僕たちは、トルクでこれを走らせるのではなくて、“テンロクNA”という記号性と共に、“回す愉しさ”を見いだしていたのだと思う。初代NAのB6エンジンはファミリアに搭載された量産車用ユニットだったから、例え高回転まで踏み込んでもホンダ「V-TEC」のような切れ味やパンチはない。むしろ“ただ回っているだけ”感の方が強かったのだが、それでも誰もがレッドゾーンまでエンジンを回しきれる愉しさに、ハートをつかまれていたのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
2024年5月の新車販売台数ランキング スペーシアが2年ぶり軽自動車トップに浮上
ヒョンデが新型高性能EVの『アイオニック5N』を発売…価格は858万円
シリーズ初の電動化&全輪駆動モデルが登場!歴代最速の加速性能を誇るシボレーのハイパフォーマンススポーツ「コルベット E-RAY」を発表
レーシングドライバーの佐藤駿介さんは愛車のオールズモビルに「TRAVELSTAR」のホワイトリボンを装着!
メルセデス、カナダGPがシーズンの分岐点となるか。新規アップデートが失敗したら今季は諦めるべき?
勝田が試みたギヤボックスの応急処置。不運のトラブルと共に障壁となった短期開催/WRCイタリア
史上最速のゴルフGTIが登場!? VW新型「ゴルフGTIクラブスポーツ」世界初公開! 最上位FFホットハッチは300馬力で最高時速267km
VWのSUV『タイロン』、年内にドイツ工場で生産開始…グローバルモデルに?
新世代MINI第三弾!DNA継承とシンプルさがテーマのクロスオーバーEV「ミニ・エースマン」、堂々の登場!
シート喪失の噂ささやかれるマグヌッセン、予選の改善がチーム残留の鍵になる?
日産の新型「ワンボックスバン」発表! “オシャグリーン”に歓喜!? 安全進化だけじゃない「キャラバン」に「商用車とは思えない」の声も
アルファード風ミニバン、広汽伝祺『M8』に「スーパーハイブリッド」…航続1057km
【日本にピッタリ】MINIの“オシャカワ系”クロスオーバー「エースマン」発売! LBXなどのライバルに
【858万円】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】