【衝撃】新型プリウスが早くも受注停止。一部グレード対象、状況を徹底調査した
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 108
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2022年11月、5代目となるトヨタ「プリウス」が発表されました。1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして登場したプリウスは、環境に優しい次世代のエコカーとして発売当初から注目を集めました。
2代目以降はグローバルモデルとして世界各国で販売されるようになり、プリウスの名はエコカーの代名詞となりました。
一方、ハイブリッドカーが一般的となったことに加え、BEVやPHEVなど、エコカーの選択肢も増えた昨今ではプリウスの立ち位置もこれまでとは変化しつつあります。
そのようななかで登場した5代目プリウスは、歴代モデルに比べてよりスポーティなデザインと走りが自慢の「スポーツ・ハイブリッド」へと生まれ変わりました。
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新たにラインナップされた2.0Lのハイブリッドモデルでは、WLTCモード燃費が28.6km/Lとなり先代よりも向上していますが、システム最高出力は先代比でおよそ1.6倍へと大きく向上しています。
これを受け、インターネット上では「新型プリウスは、4ドアのスポーツカーだ!」と評する声も上がっているほどです。
もちろん、これまでのプリウス同様、未来感のあるデザインや機能にも注目が集まっています。
従来のプリウスらしい「モノフォルムシルエット」と引き継ぎながら、より低重心となったスタイリングや、先進性を感じるフロントやリアのライトデザイン、さらには「アイランドアーキテクチャー」と呼ばれるコンセプトの広々としたコックピットなどは、新型プリウスが次世代のクルマであることを実感させるものです。
そのほか、トヨタとしては初採用となる「後方車両接近告知」や「周辺車両接近時サポート(録画機能・通報提案機能)」、「セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)」など、先進安全・運転支援システムも充実しています。
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新型プリウスは、2023年1月10日より販売が開始されました。ただ、2022年12月24日時点では予約受注が開始されており、その間に多くの受注があったようです。
都内のトヨタ販売店では、およそ2000台という年間割当台数が最初の週末(12月24日~25日)でほぼ完売してしまったといいます。
その結果、1月26日現在、2.0Lハイブリッドの全グレードが受注停止となっています。1.8Lハイブリッドについてはまだオーダー可能ではあるようですが、6か月程度の納期を覚悟する必要があるそうです。
また、発売直後にオーダーされた2.0Lハイブリッドの各グレードについても、納期が不安定な部分も多く、春頃に納車になる可能性が高いといいます。
販売店担当者が「機能や装備を考えると、個人のお客様には1.8Lハイブリッドよりも2.0Lハイブリッドの方をおすすめしたい」と話すように、1.8Lハイブリッドの各グレードは最低限の機能装備は搭載されているものの、どちらかと言えば法人向けの仕様となっているため、2.0Lハイブリッドの受注停止はプリウスを検討している個人ユーザーにとっては痛手となっています。
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一方、トヨタが提供しているサブスクリプションサービス「KINTO」を利用すると、2.0Lハイブリッドの各グレードも引き続きオーダーできるうえ、場合によっては納期も早くなる可能性があるようです。
具体的には、「KINTO」を利用することで、2.0Lハイブリッドでは6か月程度、1.8Lハイブリッドであれば1.5か月から2か月程度での納車が可能となるそうです。
つまり、グレードや仕様、購入方法にこだわらなければ、最短で1.5か月程度で新型プリウスを手に入れることができることになります。
前出の販売店担当者によると「『KINTO』を利用するお客様は増えている」そうです。早く手に入れることを目的とするユーザーはもちろん、月々の支払額を一定にしたいユーザーや、長期間保有することを重視していないユーザーが「KINTO」を積極的に検討しているようです。
現金一括や通常のローンと「KINTO」を比較すると、それぞれ一長一短はありますが、新型プリウスを手に入れるという意味においては「KINTO」を利用するメリットは大きいと言えそうです。
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