ハリアーの納期の現状は?人気の理由や4つのライバル車も解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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トヨタのハリアーは、クーペのような高い質感を取り入れた新しいスタイルのSUVです。現在ハリアーの納期はどの程度なのか、またどのような理由で人気を集めているのでしょうか。
この記事では、ハリアーの納期の現状と人気の理由、ライバル車も含めた価格相場を紹介します。ハリアーの購入を考えている方や、自分に合った価格・特徴のSUVを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
新型コロナウイルス感染拡大と世界的な半導体不足の影響により、多くの車種で生産遅れが発生しています。ハリアーは2022年6月24日から受注停止中です。現状いつから再開されるのか、正式な発表もありません。
ハリアーの購入を検討している方は「定期的に公式の情報に目を通す」「近くの販売店に問い合わせる」などの方法で確認するのが適切です。
現状、6月受注分までのハリアーにも遅れが生じています。納期の目安としては3か月~6か月です。予定の納期に間に合わないケースも考えられるでしょう。
車は受注してからメーカーで生産・工場出荷したあと、全国の販売店に輸送されます。そして販売店でオプション装備や点検、納車準備を終えてから購入者に引き渡されます。
輸送や納車準備にかかる時間は販売店によって異なるため、詳しい状況は購入した販売店に問い合わせるのが確実です。
半導体の供給不足や新型コロナウイルスによる都市封鎖が続くとすると、今後さらに遅れる可能性があります。このようなリスクを考慮して、これから登場する新型モデルの販売方法に変化が生じるかもしれません。
自動車メーカーが従来よりも早めに新車情報を販売店に伝えれば、お客と商談するタイミングを早めることができます。そうすれば、受注が完全にストップする期間を短くできるでしょう。
納期が長いにもかかわらず、なぜハリアーの購入を希望する方が多いのでしょうか。ハリアーはSUVの域を超えた高級感や優れた機能性など、独自の魅力があります。ここでハリアーの人気を支えている魅力をチェックしてみましょう。
ハリアーはインテリア・エクステリアともに、高級感のあるデザインが施されています。ボディは水滴をイメージしたティアドロップ形状です。フロントからリヤにかけてシャープに断面変化する流麗なクーペフォルムが、シンプルながら強い躍動感を表現しています。
インテリアは「メタルラッチ加飾」をあしらったインストルメントパネルや、「乗馬の鞍」をイメージした触り心地の良いセンターコンソールが印象的です。大人の感性を刺激する上質な空間は、ハリアーの大きな魅力でしょう。
ハリアーはゴルフバッグが3個収納できるフラットで広いラゲッジスペースを確保しました。「S」以外のグレードには、スライド式のデッキボックスを標準装備しています。デッキボード下に収納する際もアクセスしやすく、使い勝手に優れたラゲッジです。
シートアレンジも多彩で、乗員数や荷物の大きさに合わせて柔軟に変化できます。後席の片側または両側をフラットにすれば、簡単にラゲッジスペースの拡大が可能です。
ハリアーにはガソリン車とハイブリッド車が用意されています。燃費数値(WLTCモード)はガソリン車が14.7km/L~15.4km/L、ハイブリッド車が21.6km/L~22.3km/Lです。
エンジンを見てみると、ガソリン車は2.0Lダイナミックフォースエンジン、ハイブリッド車は2.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載しています。排気量こそ違いますが、どちらも燃焼の高速化や吸気バルブの開閉タイミングの最適制御により、低燃費と優れたレスポンスを両立したトヨタ自慢のエンジンです。
ハイブリッドタイプは小型・軽量化・高効率技術を組み合わせ、動力性能と燃費がさらに向上しています。
転勤などで早急に車を必要とする場合や、今乗っている車の車検有効期限が迫っている場合もあります。このようなケースでは気長に納期を待てないかもしれません。では、ハリアーの納期を早めるにはどうすれば良いのでしょうか。
販売店によっても車の納期は異なり、中には先行して発注している店舗もあります。地域内にトヨタの販売店が複数ある場合、もしかすると納期が早いハリアーが見つかるかもしれません。
また、販売店によってはキャンセルが出た場合に連絡をもらう「キャンセル待ち」も可能です。キャンセル車でも問題なければ、販売店へ直接足を運んで相談してみましょう。
人気グレードは生産台数が多いため、納期が早まる可能性があります。オプション装備品は工場出荷後に販売店で取り付けられるため、オプションの選択で納期が変わる場合もあるでしょう。
「納期遅れの原因になるオプションをやめる」「納期の早いグレードに変更する」ことで、納期短縮につながる可能性があります。販売店と商談する際には、これらを含めながら話しを進めましょう。
納期を早める方法を駆使しても、新車のハリアーはどうしても時間がかかってしまいます。このような場合は、中古車の購入も選択肢のひとつです。ここでハリアーの中古車相場とユーザーの口コミを見ていきましょう。
2023年1月時点のハリアーの中古車相場は、265.7万円~664.5万円です。中古車を選ぶことで出費が抑えられます。また、中古のハリアーは十分な台数が出回っているため、選択肢も豊富です。
中古車の注意点は、オプション内容や状態、価格に個体差があることです。新車に近い品質を求めるなら、登録済未使用車も探してみましょう。
購入後にイメージしていた車と異なる場合もあるかもしれません。そのため、オーナーの口コミは購入する際の判断材料になります。
「みんカラ」のハリアーに関する口コミを見ると『見た目カッコよい。一目でハリアーってわかる。』『市街地において過不足ないエンジンパワー。スタイリッシュなエクステリア。落ち着いた感じのインテリアに満足。』など、デザインや走行性能が高く評価されていました。
また『積載量がとても多く、家族4人で旅行するには充分な広さでした。』など、ハリアーのラゲッジスペースの広さを評価する口コミもあります。
ハリアーの納期が待てない方には、他の車種も選択肢に入れてみましょう。ここでハリアーのライバル車種を4つ紹介します。それぞれ簡単な特徴と納期の目安、新車と中古車の価格情報を記載しますので参考にしてみてください。
マツダのCX-5は「魂動デザイン」というコンセプトの下、躍動的で生命力あふれる造形に仕上がっています。ワイドなフロントフェイスからSUVらしい力強さも感じられる一台です。
パワーユニットにはガソリンエンジンの他に、パワフルな走りを実現するクリーンディーゼルエンジンも設定しています。
CX-5の新車価格と納期、中古車相場(2023年1月時点)
新車の納期目安 | 3か月程度 |
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新車価格 | 276万6,500円~417万100円 |
中古車相場 | 117万2,000円~448万円 |
エクストレイルは、日産の最新技術を踏襲したSUVです。アクセルやステアリング、ブレーキを制御して高速道路の運転をサポートする「プロパイロット」は、20S Vセクションと20S HYBRIDを除く全てのグレードで標準装備しています。
迫力あるフロントフェイスやフロントからリヤまでの一体感のあるボディラインも魅力です。
エクストレイルの新車価格と納期、中古車相場(2023年1月時点)
新車の納期目安 | 未定(受注停止中) |
---|---|
新車価格 | 319万8,800円~484万6,600円 |
中古車相場 | 359万9,000円~549万8,000円 |
ホンダ ヴェゼルは、2021年~2022年のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車です。シンプルで美しいクーペフォルムの中に、SUVの力強さや艶のある美しさを表現しています。
ガソリンタイプの他に、ホンダの誇る次世代2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」モデルも選択可能です。電気自動車とハイブリッド車の特徴を併せ持つ、次世代の走りを体感できます。
ヴェゼルの新車価格と納期、中古車相場(2023年1月時点)
新車の納期目安(ガソリン車) | 半年以上 |
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新車の納期目安(e:HEV) | 1年程度 |
新車価格 | 227万9,200円~329万8,900円 |
中古車相場 | 189万9,000円~445万円 |
トヨタ RAV4はオフロード走行を想定した力強くタフなスタイルのSUVです。走りにおいても、前後トルク配分と後輪トルクを左右独立で制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」や、3つの走行モードで路面状況に応じた4WD性能を引き出す「マルチテレインセレクト」など、オフロードで力を発揮する性能が実現されています。
RAV4の新車価格と納期、中古車相場(2023年1月時点)
新車の納期目安 | 未定 |
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新車価格 | 293万8,000円~563万3,000円 |
中古車相場 | 239万8,000円~564万2,000円 |
トヨタのハリアーは、デザイン・走り・ラゲッジスペースすべてにおいて優れたSUVです。実際に乗っているオーナーの口コミを見ても、高く評価されているのが分かりました。
しかし、現状では受注を停止している上に、受注分も長ければ半年ほど時間がかかります。しばらく長い納車待ちは避けられないと予測できるでしょう。
ハリアーの納期が待てない方は、キャンセル待ちや遅れの原因となるオプション・グレードの選択、中古車や他の車種の購入も検討してみてください。
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