マツダとスバルは対極。多くの人がロードスターの人馬一体を誤解している
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一 1
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前述した違いから、人馬一体を重視するスポーツカー好きには、ロードスター(ソフトトップ)をお勧めする。
ソフトトップの特徴となる軽量&低重心のパッケージは、運転操作が上手くいったときの快感が倍増する。ただ勘違いしてほしくないのは、誰もが気持ち良く走れるわけではないということ。僕もロードスターに乗るときは、モンスター級のクルマに乗るときと同レベルで、路面を読み、クルマの足回りなどの動きにも注意し、アクセルも繊細に踏むなど、様々な要素に気を配りながら運転する。それをサボると、カーブの曲がり出しでグラッときたり、旋回中に前後の荷重が変化してフロントタイヤのグリップが甘くなってアンダーが出るなど、気持ちよく走れないのだ。
今回、1.5L・SKYACTIVエンジンがアップデートされ、アクセル操作によりリニアに反応するようになり、快感はさらに増した。スペック上はたったの1psと2Nmのプラスだが、組みつけの精度が高いというか、回転上昇が滑らかで、回すほどに力が沸いてくるようだ。低回転のトルクが細い領域から回すほどにトルクがみなぎる特性と、排気音が相まったその感覚はロータリーエンジンを思わせる。もちろんロータリー乗りからは、一緒にするなと怒られそうだが。
ハンドル操作した際のシッカリ感も、しなやかさはそのままに向上したように感じる。ただし、開発陣は何も変えていないと言う。組み立て精度が上がったのか、もしくはテレスコピック機構の採用でステアリングの取り付け剛性が上がったのか…。これら全てが相まって、ロードスターは今まで以上に人馬一体感が強まっている。
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