新型オーリスはスポーティ路線。RSも追加
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
2006年に登場したオーリスが第二世代にフルモデルチェンジ。カローラハッチバックの後継モデルとして登場した初代オーリスは、欧州ではゴルフやAクラスといった強力なライバルがしのぎを削るCセグメントに属する5ドアハッチバックだ。2009年からはハイブリッド搭載モデルも加わっていた。
新型オーリスが掲げるコンセプトは“スポーツハッチバック”。初代オーリスは当時のベンチマークだったゴルフVの3サイズをほぼ踏襲したが、新型は全高を55mm低い1460mmに、着座位置も40mm下げ、運動性能を重視している。
これはライバルにも共通する動きで、現行ゴルフVIも全高は低めの1485mm、新型Aクラスに至っては1433mmという低いプロポーションをとるなど、Cセグメント・ハッチではスポーティ路線がトレンドになっている。
エクステリアでは、グリルセンターのトヨタマークを先端にして、ヘッドランプを大きく後ろへ引く手法や、台形の大型バンパー開口部などが、今年1月のデトロイトモーターショーでお披露目されたPHVのデザインコンセプト、NS4を思わせる。
リアコンビランプはレクサス GSなどとの共通点も見てとることができそうだ。また、バンパー下のディフューザーには光沢ブラックのガーニッシュを用いるなど、個性的なデザインアプローチも用いる。
パワートレーンは、バルブマチック(可変バルブリフト機構)を備える1.8リッターと、1.5リッターの2種類のエンジンにCVTを組み合わせたもので、カローラフィールダーと共通の構成。1.5リッターFFモデルにはアイドリングストップ機能も採用する。また、欧州ではディーゼルも設定し、HVモデルも投入を予定しているという。
燃費は1.8リッター(CVT)で16.0km/L、1.5リッター(FF・CVT・アイドルストップ付)で19.2km/L、1.5リッター(FF・CVT、アイドルストップ無し)で18.2km/L。RSは1.8リッター(6MT)で14.4km/L。
オーリスのイメージリーダーとなる、スポーティグレードのRS(写真37-48)も設定。このRSを含む一部モデルにはリアサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用している(1.8リッター車、1.5リッター4WD車)。
RSは他にも、足回りやステアリングの専用チューニング、RSグレード専用フロント大径ディスクブレーキの採用、専用のローギアード6速MTトランスミッション、専用ボディカラーやスポーツシート、内装加飾などを装備する。
月販目標台数=2000台
このページの写真は180G Sパッケージ
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