M4 GTS速攻試乗。コレクターズアイテム間違いなし
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:BMW AG
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:BMW AG
コクピットに乗り込むと、アルカンターラのステアリングやシート、ダッシュボード、センターコンソールなどが、スポーティネスを感じさせてくれる。各部にあしらわれた「GTS」のロゴもスタイリッシュだ。そしてシート後方に張り巡らされたロールケージが、このクルマがサーキット走行を前提に開発されたことを物語る。
12時の位置にオレンジのマーカーをあしらったステアリングは、とても感触が良く握りやすい。シートのサポート性も非常に高く、適切なドライビング・ポジションが取れる。
エンジンをスタートすると、ノーマルよりも音圧が高い、迫力ある乾いたサウンドが響き渡る。専用に強化された7スピードM DCTドライブロジックをDレンジに入れてスタートし、ピットレーンを出たところで右足を踏み込むと、間髪入れずに強烈な加速Gに襲われた。
M4 GTSの3.0リッターの直6直噴ツインターボ・エンジンは、市販車初採用となる「ウォーター・インジェクション」を備えた専用ユニットである。ウォーター・インジェクションとは、吸気モジュール内の集合部に水を噴射する機構で、これにより吸気温度を下げ、空気の膨張を防ぐことでシリンダー内への空気の充填率を上げ、さらに燃焼温度を下げることが可能となる。これにより、約8%のパワーアップが可能となるのだ。
この結果、M4 GTSでは、最高出力368kW(500ps)/6250rpm、最大トルク600Nm/4000-5500rpmという、ノーマルのM4を51kW(69ps)と50Nmも凌駕するスペックを実現したのである。また軽量化されていることもあり、パワー・ウェイト・レシオは約3.02kg/psと、ベースモデルの3.68kg/psから大幅に向上している。
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