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ヴィラージュ 海外試乗 V12アストンの新たな顔

V12の新星はDB9とDBSの間

アストンマーティンが3月にスペイン南西部アンダルシア地方で開いた国際プレス試乗会。そこでステアリングを委ねられたモデルのひとつがV8ヴァンテージSだったのは、すでにそのロードインプレッションをリポートしたが、もうひとつがこれ、ジュネーヴショーでデビューしたばかりのV12シリーズの新星、ヴィラージュだった。

ヴァンテージSがV8シリーズの硬派系なら、V12の最新モデルたるヴィラージュはDB9とDBSの間に位置するモデルとして開発されたクルマだ。つまりDB9の優美さや快適さと、DBSの高性能でダイナミックなドライビング感覚を併せ持つクルマ、というキャラクターが与えられているとされるのだ。外観から分かるように、ボディの基本はDB9やDBSと共通しているが、フロントグリルの下にカーボン製スポイラーが鎮座、その左右に魚のヒレを思わせる分厚くて大きめのスポイラーが張り出し、それと連続するようにサイドシルにもエッジーなスカートが加えられて、ヴィラージュ独特の個性を主張している。

フロントミドシップに搭載されるエンジンは、基本的にDB9やDBSと同じ排気量6リッターの4カムV12で、497ps/6500rpmのパワーを生み出すが、これはDB9の477psとDBSの517psの、まさにちょうど中間の数字になる。一方、最大トルクは570Nm/5750rpmとDB9より低いが、実はこれDBSと同じ数値である。トランスミッションは、タッチトロニック2と呼ばれるマニュアルモードつきのZF製6段ATで、3ペダルMTの設定はない。しかもこのタッチトロニック2、DB9のそれより最終減速比を低めてトップスピードを抑え、加速性能を向上させている。もちろんそれはトランスアクスル方式でリアに搭載されて、50:50の理想的な前後重量配分を実現している。

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