コブラ待望のAT仕様に乗った。身体中が熱く…
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
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「コブラの伝道師」として、田邊正剛氏は日本のクルマ好きの間で有名人である。コブラの輸入販売を1986年から手がけており、シェルビー氏との交流も長く続いていたという田邊氏は、その実績が認められて1997年に「シェルビー」の商標使用権を獲得。2010年には日本向け業務のみならず、中国、台湾、韓国といった極東地域のヘッドクォーターとして、シェルビーアジア社をオープンしている。
現在、シェルビー率いるシェルビーアメリカン社が再生産を始めたモデルは、オリジナルでもなくレプリカでもない"コンティニューションモデル(継続生産車)"と呼ばれ、社名がシェルビーディストリビューション社と変わっているが、正規輸入可能だ。加えて、いわゆるレプリカとなるリプロダクションモデルは20社ほどが生産を続けており、それらの輸入も行っている。
そして、これこそが田邊氏の情熱の賜物だが、日本にはシェルビーアジア社の限定モデルとなるコブラが存在する。それが、シェルビーアジア・アジアパシフィックモデル(APモデル)で、既存の5速MT仕様のみならず、今回、6速AT仕様となる「A-Line」が発売されたという。コブラ初心者や、女性にも楽しんでもらいたい、という言葉を鵜呑みにして、小雨降る箱根へと試乗に出かけてきた。
大寒山の駐車場で対面したコブラは、そのオーラたるやオリジナルにも負けず劣らず。エアコンや収納ボックス、雨の日も安心のソフトトップなど、日本仕様は装備が充実しているにもかかわらず、剥き出しのサイドマフラーやシャシー組付けのペダル、2点式のシートベルトなど、レトロなワイルドさが刺激的だ。田邊氏が20年以上にわたり築いたネットワークを駆使して、60年代の雰囲気や味わいにこだわっているというのも納得だ。
ついにコブラを運転する日がきたかと思った瞬間、ちょっと腰が引けるほどの緊張感にゾクッとした。こんな感覚は久しぶりだ。
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