好調ボルボの原点が見られる本社ミュージアムで歴史を飾る重要モデルを堪能した
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:山田 弘樹
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こうした経緯があったからこそ、ボルボは新しい素材への挑戦も怠らなかった。1953年に発表された「VOLVO Sport」は、ボルボで一番最初に作られたスポーツカー。そしてそのボディには、鉄に変わる素材としてグラスファイバーが採用されたのだった。シャシーはチューブラーフレームだった。
ただ当時アメリカのメーカーに製造を依頼したボディは高額かつスウェーデンの気候には合わず、ボルボ側が求めるクオリティを満足させることができずに一年でその生産を終了。VOLVO Sportは67台のみ作られただけに終わった。このことから現在では、非常に価値のあるヒストリックカーになっているという。エンジンは直列4気筒OHV。1414ccの排気量から70hpを発揮した。
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