ケーニグセグが日本へ再進出。限定3台のアゲーラRSRを初披露
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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今年4月に設立されたケーニグセグ・ジャパンは9月5日、限定25台のみが生産されるスーパースポーツモデル「アゲーラRS」をベースに、顧客の要望に応じてさらなるカスタマイズを施した限定3台のスペシャルモデル「アゲーラRSR」を初披露した。3台すべてが日本市場向けで、既に2台は売却済み。価格はベースのアゲーラRSが2億6000万円(消費税別)のため、アゲーラRSRは3億円超えになるという。
ケーニグセグはスウェーデンに本拠を置くスーパーカーメーカーで、2002年に初めて公道走行が可能なモデルを発売してから累計生産台数はわずかに150台あまり。限られた顧客向けにハンドビルドにこだわった高性能モデルを製造しており、欧州や中東などを主要な販売エリアとしている。日本には過去に正規輸入販売店があったが、2008年のリーマンショックの際に一度撤退、今回が2度目の進出となる。
アゲーラRSRは、最高出力1160hp/最大トルク1280Nmを発揮する自社チューニングの5.0L V型8気筒DOHCターボを搭載。トランスミッションはパドルシフト付7速DCTが組み合わせられる。またシャシー、ボディ、中空ホイールなど随所にカーボンファイバーを使用しつつ、インシュレーターなどの簡略化によって軽量化を徹底、車両重量は1395kgに抑えられている。取り外し可能なルーフはボンネット下に収納が可能だ。
さらにリアスポイラーに「One:1」ゆずりのルーフから伸びる形状を採用してダウンフォースを強化。ハンドリングをさらに向上させたという。また、ルーフ後端のエアインテークも専用にデザインされている。インテリアはもちろん顧客のカスタムオーダーに従ってハンドメイドされている。
今回の発表に合わせて来日した、ケーニグセグCEOであり創業者のクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は「当社にとって日本は極めて重要なマーケット」と語り、またケーニグセグ・ジャパンの藤巻秀平CEOは「年内に東京でショールームを開設したい」と明かしたうえで、今回のアゲーラRSRに続きプラグインハイブリッドの「レゲーラ」も導入する意向を示した。
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