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ミラージュ1.2L試乗、実直マジメな実用車

難しい立場にあるモデルではあるが……。

見て、乗って、座って感じた三菱ミラージュの総合的な印象は、まじめに作られた実用車、というものだ。エンジンにも操縦性にもクセがなくて、扱いやすい。後席や荷室の広さを確保したパッケージングにも文句はない。文句はないけれど、一方でミラージュにしかない魅力に欠けるのは事実だ。同じセグメントには、たくさんのライバルが並ぶ。この中から、ミラージュを選ぶ決め手がない。

たとえて言えば、こんな感じだ。実際に付き合ってみたら、誠実な男性だとわかる。けれども付き合うに至るには、最初のデートが必要。最初のデートに持ち込むには、ハンサムだとか、リッチだとか、安心だとか、会話が面白いとか、何かしらの“ひき”が必要だろう。

ミラージュも実際に乗れば実直なモデルであるけれど、デザインにも操縦性にも安全装備にも、抜きん出たところがない。抜きん出たものがラリーアート仕様などのホットバージョンなのか、お洒落インテリア仕様なのかはわからないけれど、ライバルの中に埋もれない工夫が必要だと感じた。せっかく実直に作っているのだから、もったいない。

ミラージュは東南アジアをはじめとして、3ケタを軽く超す国に向けて作られるから、必ずしも日本市場にぴったりの仕様にするのは難しいかもしれない。一方で日本市場では軽自動車が充実している。なかなか難しい立場にあるモデルであることは間違いない。

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