ジープ チェロキーFMC 初代回帰&ハイテク搭載
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:小林 俊樹
新型チェロキーに積まれるエンジンは3.7リッターV6SOHCで、最高出力は205psを発揮する。これはOHVのボイジャー用エンジンとは違う、グラチェロに積まれる4.7リッターV8のモジュラー版となる。それを今回は燃焼室を見直すことで、低速トルクの向上と静粛性を高めるよう改良した。
実際に走らせてみると、出だしのスムーズさが増したことで、アクセルを踏み込む量が少なくなった。もしかしたらこの辺は省燃費にも繋がるかもしれない。とはいえ、いまどき4速ATというのも少々寂しく、高速域で巡航しようとすると回転数が高くなり振動やエンジン音が高くなる。ただ、こういったところが気になるのも、じつはクルマとしてのクオリティが上がっているから。最近のジープモデルは、ジープという無骨な領域を脱したSUVに仕上がっている。そのためこれまで気にならなかったことでも、自然と高いレベルを要求してしまうのだ。
オフロード走行に関しては、とやかくいうまでもない。前後のアングルを含め必要なところはうまく考えられている。実際ロック&泥路を走ってみたが、細かなライン取りを行うことなく走破することができた。では、どこが大きく変わったかというと、これまで機械式をメインに進化してきたオフロード技術に電子制御が導入されてきたことだ。フルタイム4WDシステムの駆動配分速度が上がったのもそうだし、ヒルディセントコントロールやヒルスタートアシストもそう。確かに、レンジローバーをはじめ、トゥアレグやメルセデスMLクラスといったヨーロッパ勢が装備することを考えれば、ジープにもこういった技術が要求されるのは不思議じゃない。マーケットで戦うには必須項目だろう。まぁ、個人的には急激な電子制御化にちょっぴり悲しい気がしなくもないが……。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ『シビック』デザインのTシャツ発売…歴代を着る
【スズキ】2024 鈴鹿8耐の SUZUKI 応援応援グッズ付チケットが発売
【暫定結果】2024年WEC第3戦スパ・フランコルシャン 決勝
レクサス“新”「小さな高級車」登場! 斬新「2トーンカラー」採用&加速性能アップ!新型「UX」独で約732万円から
トヨタ カムリ 新型、『プリウス』顔に変身…米国で生産開始
異例の“赤旗&延長”大波乱のWECスパでプライベーターが金星。ワークスポルシェを従え初優勝【後半レポート】
「出っ歯、竹ヤリ」暴走族の定番… 見た目スゴい過激カスタムなぜ誕生? ルーツはどこに
あの頃乗りたかった! 昭和世代(40年世代)が乗りたかったバイク5選
ピットでメンテナンスを受けることも可能! スーパーオートバックスのなかにヒョンデのショールームが誕生
往時の強さ取り戻したマルケス、13番手スタートから2位フィニッシュ。優勝争う前から「もうクタクタだったよ……」
ポルシェなのに中身はアウディ? 開発テストをおこなう謎の『マカン』その正体は
スズキから「万能型スポーツアドベンチャーツアラー」登場! 省燃費で扱いやすい新型「Vストローム250」は進化したエンジンに注目です
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?