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新型アウディR8に試乗。先代を凌ぐV10の限界性能

限界域での車両挙動が一変

この結果、新型R8の走りは大きく変わった。特にサーキット走行等における限界域での車両挙動は、以前とは一変したキャラクターを手に入れている。以前はフロントに最大トルクが伝達されても30%だったため、基本的にその挙動は後輪駆動車のそれであり、優れたシャシー性能と合わせて、限界域ではドリフトコントロールのしやすいクルマだった。後輪駆動のようなテールスライドに加え、フロントにわずかにトルクが与えられることによる安定性の高さで、スライド時にも極めてコントロール性の高い1台だったわけだ。

それが今回のシステムを手に入れたことで、ハンドリング・キャラクターが一変した。例えばサーキットドライビングでテールがスライドしていくと、電子制御によってフロントへと多くのトルクが供給されるようになったため、カウンターステアを必要としないドライビングスタイルが求められるようになったのだ。

そしてこれはランエボやGT-Rなどと同じ感覚で、テールをスライドさせた時には、カウンターステアを当てずにそのままアクセルを踏み込むと、フロントに駆動が供給されてクルマ自らが安定方向へと導かれる。逆にこの時カウンターステアを当ててしまうと、そこに駆動が加わって反対方向へクルマが動いてしまう。つまり、サーキットでは少し特殊な操作をしなければ速く走らせることはできない。

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