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どこまで進化した? 低燃費タイヤの最前線

オンロード性能をさらに進化させたSUV用タイヤ

4×4人気は、かつてのクロカン4×4全盛の時代から徐々にシティオフローダーにシフトして、オンロードユースに軸足を置いたSUVが中心になっている。そんなこともあって各メーカーともSUV用オンロードタイヤを作ってきた。

タイヤも昔は良好路面向けのH/T、オンオフ両用のA/T、泥濘地重視のM/Tといった分類だったが、いまやH/Tが進化・細分化してさまざまな呼び方が作られている。今回発売されたデューラーH/L850は、オンロード性能重視のデューラーH/L683の進化版という位置づけだ。オンロード性能をさらに進化させ、静粛性と転がり抵抗低減を図っているのが特徴。ちなみにH/Lはハイウエイ・ラグジュアリーを意味している。

具体的には、H/L683と比べ、パタンノイズ15%、転がり抵抗を24%(!)低減している、いわばオフロード版レグノ。静粛性ばかりでなく低転がり抵抗も優れているという点でも共通している。

トレッドデザインは、ほぼ乗用車のそれで、ブロック間の溝幅を小さくとって静粛性を重視したデザインになっている。例えばリブ連結ブロックと呼ばれる中央2本の溝に挟まれたリブ(ブロック列)は3つで構成され、これによって回転方向の接地性の均一化を図ることで転がり抵抗を低減し、ブレーキ性能も向上させている。外側から2列目のセカンドブロックに刻まれた斜め溝は、ハイアングルラグと名づけられており、圧縮される空気を減らしパタンノイズの抑制に貢献しているのだという。斜め溝にしたことで排水性が高まり、ウエットブレーキ性能を高める役割も果たしている。そしてコンパウンドにはシリカを配合することでカーボン同士の発熱を抑え転がり抵抗の低減を実現している。

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