どこまで進化した? 低燃費タイヤの最前線
掲載 更新 carview! 文:斎藤 聡/写真:ブリヂストン、宮門 秀行
掲載 更新 carview! 文:斎藤 聡/写真:ブリヂストン、宮門 秀行
EX20シリーズの位置づけは、エコタイヤ=エコピアブランドのベーシックモデル。ベーシックモデルというと安価なことが一番のウリというイメージを抱きやすいが、転がり抵抗とウエットグリップ性能のバランスを図り、ベーシックタイヤならではの魅力を作り出している。
具体的には、乗用車用EX20は転がり抵抗をA(一部サイズAA)、ウエットグリップa(一部サイズb)として、転がり抵抗は基本Aだが、ウエットグリップを最高ランクのaまで引き上げることで、実際に走らせたときの雨の日の安定性、安心感を高めている。
ミニバン用EX20 RVは転がり抵抗A、ウエットグリップb。トレッドデザインをミニバン専用設計とし、タイヤのショルダーブロックを高剛性な構造にして偏摩耗を抑制するとともにフル乗車時のふらつきを抑えている。ウエットグリップ性能も、EX10とのウエットブレーキ性能比較で10%短縮している。
コンパクトカー・軽自動車用のEX20 Cは、転がり抵抗A、ウエットグリップb。街中での小回りや据え切りによるタイヤの偏摩耗を抑制するよう、ショルダーブロックの横溝を左右で互い違いに千鳥配置して剛性アップしている。
技術面ではシリカを効率よく分散させるサスティナブル分散性向上剤を配合することによって、ウエット性能を高めたウエット向上ポリマーを開発。シリカの特性であるミクロの柔軟性をより引き出し、路面との密着性を高めてグリップ向上を達成している。また、最先端のシミュレート&計測技術により動的なタイヤの状態が可視化できるようになり、ウエット性能向上と優れた耐偏摩耗性を両立したタイヤ設計が可能になった。
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