【トリビア】タイヤの幅、必ず「5」で終わる謎 ヒントはバイアス/ラジアル構造

タイヤの断面幅　1桁目は「5」

text：Kouichi Kobuna（小鮒康一）

よほどクルマにこだわりがない人でないと、意外とそこまで気にすることが少ない印象のタイヤ。

しかし、どれだけクルマが進化しても、タイヤが路面とクルマを繋いでいるという事実は変わっていない。

そんな自動車を陰で支える重要なタイヤだが、当然車種によってさまざまなサイズが存在しているのはご存知の通り。

そのタイヤサイズを示す表記は「195/65R15」などといった数字とアルファベットの羅列となっている。

Comments

142.24をわかりやすく145に　なんの説明にもなってませんよ。それなら140の方が近いですよ

『扁平率』の方だけど・・・・・

バイアスからラジアルになって「80」が主流だったころ
「70」ってのは高性能の証だった。

それが、『ピレリP6』で「60」、『同P7』で「50」なんて数値になった日にゃ、ゴム部分がこんなに薄くて大丈夫なのかと思ったりもした。

そんな中、『モモ』のステアリングや『カンパニョーロ』のマグネシウムホイールとイタリアンなパーツが奢られた『シャレード「デ・トマソ」ターボ（2代目G11）』には、やはりコダワリのイタリアンブランドとして『ピレリ』が選ばれ、履いていた『同p8』のサイズは「165/65R14」だったが、恐らく日本車で初めて採用された70でも60でもない「65」という扁平率が、当時の私にゃ、まあなんとも中途半端に感じましてねぇ～

・・・で、今や軽のタイヤでは「65」扁平が主流、まさかそっちが天下取るか！ ってね。