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10月のインポートカー販売 前年比、大幅減 伸びたアウディ/PSA/ランドローバー

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10月のインポートカー販売 前年比、大幅減 伸びたアウディ/PSA/ランドローバー

台風、増税に揺れた10月

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】DS3クロスバックを撮影 全128枚

日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた2019年10月期の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比21.8%減の1万6623台と4か月ぶりのマイナスを記録する。

また、日本メーカーの輸入車を含めても、同24.1%減の1万9441台と、2か月ぶりの前年割れとなった。

10月期の輸入車市場の動向についてJAIA関係者は、「10月の外国メーカー車の新車販売は、台風や豪雨などの災害が続いて販売ディーラーへの客足が落ちたこともあり、前年同月比21.8%減の1万6623台と大きく落ち込んだ。また、日本メーカー車は新型車効果が薄れたこともあって同35.2%減の2818台と2か月ぶりのマイナスとなり、輸入車全体では同24.1%減の1万9441台と2か月ぶりで前年実績を下回った」と説明。

「昨年10月が堅調(前年同月比1.7%増の2万1262台)だったことも、2桁のマイナスとなった一因。消費税増税の影響も、限定的ながらあったようだ。一方、登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは、国産車の新車販売が低調に推移したこともあり、8.6%と高レベルを継続する。価格帯別では、全カテゴリーで2桁減。とくに、400万円以上1000万円未満が43か月ぶりの前年割れ(前年同月比26.2%減の7788台)となったことは大きい」と指摘する。

今後の展望

今後の展開については、「輸入車全体の受注状況は、新型車を中心に底堅く推移している。また、年末にかけて人気を集めそうな新型車や特別仕様車が各ブランドから鋭意発表される予定なので、これらがどれくらい受注を伸ばすかが今後の成績のカギを握るだろう。消費税増税の影響については、これから数か月を注視していく必要がある」と分析した。

外国メーカー車の10月期のブランド別成績では、メルセデス・ベンツが前年同月比20.1%減ながら3704台の新規登録を記録して56か月連続での首位に輝く。

続く第2位には、同28.5%減ながら2719台を達成したBMWが1ランクアップで位置。前月第2位のフォルクスワーゲンは、同39.5%減の2255台で第3位に陥落した。

また、アウディは前月と同位の第4位だったものの新規登録は同4.1%増の1565台と、ドイツ4強で唯一前年実績超えを成し遂げた。

プジョー、シトロエン、DSが健闘

トップ4以外の外国メーカー車のブランド別成績では、多くが前年実績を下回るなか、プジョー・シトロエン・ジャポンの3ブランドの健闘が光った。

プジョーが前年同月比13.3%増の655台、シトロエンが同7.3%増の308台、DSが同37.9%増の80台を達成する。いずれも精力的な新型車および特別仕様車の発売や販売キャンペーンの展開が功を奏した。

また、ラグビーワールドカップ2019日本大会のワールドワイド・パートナーを務めたランドローバーが同13.1%増の207台を達成。同大会を記念した特別仕様車の「ディスカバリー/ディスカバリー・スポーツ・ラグビー・ワールドカップ2019エディション」の発売や大会オフィシャルカーへのランドローバー車両の提供、そして試合会場となる全国のスタジアム周辺やファンゾーンでのイベントの実施などが、セールス面でも効果を発揮したようである。

一方、スポーツカーブランドではロータスが唯一、前年同月比30.8%増の17台とプラスを記録。また、日本メーカー車のブランドではスズキが唯一、同31.6%増の283台と前年実績超えを達成した。

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