独アウディは10月21日、ミドルサイズセダン「A6」に、プラグインハイブリッドモデルの「A6 55TFSI eクワトロ」を追加し、本国ドイツで受注を開始すると発表した。
既に「A7」や「A8」など4つのモデルにプラグインハイブリッド(PHEV)を設定しているフォーリングスから、プレミアムセダンの保守本流といえるA6のPHEVが新登場。
A6 55TFSI eクワトロが搭載するのは、アッパークラスと同じハイブリッドシステムで、252馬力を発生する2.0L直4ガソリンに142馬力のモーターを組み合わせたもの。トータルでは最高出力367馬力、最大トルク500Nmに達し、日本国内で販売されている3.0L V6搭載の「A6 55TFSI クワトロ」の340馬力/500Nmをも上回る。
その駆動力は7速Sトロニックを介して4輪に伝えられ、0-100km/h5.6秒、最高速度250km/hという動力性能を実現。一方、燃費は最高で50km/Lと優秀で、モーターのみでも53kmの走行が可能だ。こうしたエコ性能の高さによりドイツ国内でカンパニーカーとして使用する際の税率は半分に抑えられるという。
ドライブモードは、最適効率の走行を車両が判断する「ハイブリッド」、モーターのみを使用する「EV」、充電を最優先する「ホールド」の3つが用意され、オーナーはTPOに応じて任意の選択が可能。14.1kWhの大容量リチウムイオンバッテリーをリアへ積むにもかかわらず、優れたパッケージングによりユーティリティが犠牲になっていないのも美点の一つだ。
また、7.4kWhの充電システムを使えば、2.5時間でフル充電可能とされており、デイリーユースでは完全なEVとしての使用も視野に入るだろう。アウディでは「eトロン・チャージングサービス」の名称で、欧州全土11万箇所の充電ステーションが利用可能となるサービスも展開しており、専用アプリ「myAudi」を使えば最寄りの充電可能箇所を検索することも可能だから、ソフト面でのサポートも万全だ。
パワーユニットのほか、マトリクスLEDヘッドライトやバーチャルコクピットなど充実装備も魅力のA6 55TFSI eクワトロ。本国での価格は68,850ユーロ(約826万円)と発表されている。
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