Mercedes-Benz GLE 350 de 4MATIC
メルセデス・ベンツ GLE 350 de 4マティック
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トルクフルなディーゼルにパワフルなモーターをプラス
メルセデス・ベンツはプラグインハイブリッドの「GLE 350 de 4MATIC」を本国で発表した。
EクラスベースのクロスオーバーSUV「GLE」は、1998年に登場した前身の初代Mクラス(2015年10月より名称を「GLE」に変更)から数えて現行で4世代目。その最新のGLEの2リッター直4ディーゼル仕様に、プラグインハイブリッドモデルが登場した。
電動化推進の要として、メルセデス・ベンツは現在「EQ=フルEV」「EQパワープラス=F1マシンに搭載する高性能HV」「EQブースト=48Vマイルドハイブリッド」「EQパワー=プラグインハイブリッド」の四本柱を展開している。今回GLEに追加したのはこの「EQパワー」仕様だ。
「350」を名乗るが、ベースとなるのは2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン。蓄電容量31.2kWhを誇る大容量バッテリーを搭載し、最大90~99kmまで電気のみの走行が可能(WLTPモード)。最高速はモーター走行時で160km、エンジン作動時は210kmとなる。複合モードでのハイブリッド燃費は90.9km/リッターに達した。
モーター単体での出力&トルクは100kW&440Nm。システム最高出力は320hp、システム最大トルクが700Nmというパワフルさで、0-100km加速を6.8秒でこなす。ちなみにコンベンショナルな直4ディーゼルユニットを積む「300 d 4MATIC」の最高出力は245hp、最大トルクは500Nm、0-100km/h加速は7.2秒。
大型バッテリー搭載でも荷室はフラット
リヤエンドのデザインとリヤアクスル周りの設計を見直すことで、大型バッテリーの収納スペースを確保。荷室はフラットで、後席を倒せば最大1915リッターの荷物を飲み込む(内燃機関モデル比でマイナス140リッター)。
ボディの右サイドには給油口を、左サイドには充電ポートを設置。急速充電なら約20分で80%まで、約30分で100%までチャージできる。最大出力が3.6kWから7.4kWに拡大した新しい家庭用高出力充電器「ウォールボックス」を使用したときの充電所要時間は1.5時間。標準の家庭用電源の場合はおよそ5時間で充電完了となる。
トランスミッションは9G-TRONICを組み合わせ、駆動には前後50:50の固定トルク配分となる「4MATIC」を採用。最新世代のメルセデス・ベンツ基準に合わせ、Sクラスと同等の運転支援システムを搭載する。
また、「ハイ、メルセデス」と声をかけると始動する自然対話式音声認識機能も採用しているので、たとえば道中「どこか近くに充電できるスポットはない?」と問いかけることでチャージポイントを検索、目的地を設定してもらうこともできる。
GLE 350 de 4MATICに搭載する「EQパワー」システムは、メルセデス・ベンツのプラグインハイブリッドの第三世代。メルセデス・ベンツはプラグインハイブリッドモデルを2019年末までに10車種以上へ、2020年には20車種以上へ拡大する計画という。
GLE 350 de 4MATICの日本導入予定や時期は未定。
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