現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ポルシェ 911にスタンダード4WDモデル「カレラ4 クーペ/カレラ4 カブリオレ」を追加【フランクフルトショー 2019】

ここから本文です

ポルシェ 911にスタンダード4WDモデル「カレラ4 クーペ/カレラ4 カブリオレ」を追加【フランクフルトショー 2019】

掲載 更新
ポルシェ 911にスタンダード4WDモデル「カレラ4 クーペ/カレラ4 カブリオレ」を追加【フランクフルトショー 2019】

Porsche 911 Carrera 4 Coupe / 911 Carrera 4 Cabriolet

ポルシェ 911カレラ4 クーペ/911カレラ4 カブリオレ

ポルシェ 911にスタンダード4WDモデル「カレラ4 クーペ/カレラ4 カブリオレ」を追加【フランクフルトショー 2019】

385psを発揮するフラット6に8速PDKの組み合わせ

ポルシェは、現在開催中のフランクフルト・モーターショーにおいて992型911シリーズのスタンダードモデル「911カレラ クーペ/911カレラ カブリオレ」に、新たに4WD仕様の「911カレラ4 クーペ/911カレラ4 カブリオレ」を追加した。

911カレラと同様に、911カレラ4 クーペと911カレラ4 カブリオレには3.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は先代モデルから15ps向上した385ps(283kW)、最大トルクは440 Nmを発揮する。

トランスミッションは標準で8速PDKが組み合わせられ、0-100km/h加速はクーペが4.2秒。オプションのスポーツクロノパッケージを装着するとタイムは4.0秒に短縮される。一方カブリオレは、0-100km/h加速が4.4秒。こちらもスポーツクロノパッケージにより4.2秒にまでタイムが縮まる。最高速度はクーペが291km/h、カブリオレが289 km/hを実現した。

クラッチとディファレンシャルユニットが水冷式に

911カレラ4Sと同様に、911カレラ4も4WD化によるフロント駆動で大幅なパフォーマンスアップを果たした。今回、クラッチとディファレンシャルユニットが水冷式となり、耐久性と負荷容量が大幅に高められている。この結果、クラッチの調整精度が向上し、フロントアクスルの性能アップを実現している。

強化されたフロントアクスルとポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)を組み合わせたことで、路面ミューの低い雪上だけでなくウェットやドライコンディションでもトラクションが向上した。

また、PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)を搭載。911カレラと同様に可変式電子制御ダンパーが標準装備されており、ノーマルとスポーツのふたつのモードからチョイスが可能で、乗り心地とハンドリングのセッティングを状況に合わせて変更できる。また、911カレラSと4Sに標準装備されているポルシェ・トルク・ベクタリング(PTV)を備えたフル電子制御LSDもオプションとしてオーダーできる。

専用設計されたスクエア形状のエキゾーストパイプ

足元にはフロントが235/40ZR19、リヤが295/35ZR20と前後異なるサイズのタイヤを装着。フロントに20インチ、リヤに21インチのホイール(911カレラ4Sモデルの標準仕様)をオプションで選ぶことも可能だ。ブレーキは前後とも標準で4ピストンのモノブロックキャリパーを装着。オプションでポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)も用意されている。

エクステリアは他のモデルと基本的に同じデザインだが、唯一エキゾーストパイプは911カレラ4 クーペ/911カレラ4 カブリオレの専用形状となり、スクエア形状の左右1本出しシングルチューブテールパイプを採用。オプションのスポーツ・エキゾースト・システムは、楕円形テールパイプの左右2本出しとなる。

992の技術的トピック「ウエットモード」を標準装備

インテリアは、911カレラ/911カレラSと同様のデザインを採用。タイプ992の技術的トピックであるポルシェ・ウェットモードは標準装備された。このシステムでは、フロントホイールハウジング内に設置されたセンサーが水しぶきを検知すると、ドライバーに手動でウェット・モードに切り替えるよう警告。ポルシェ・スタビリティ・マネジメント(PSM)とポルシェ・トラクション・マネジメント(PTM)、さらにオプションのポルシェ・トルク・ベクタリングなどのシステムが連携し、ウェット路面における安全性が大幅に向上する。

こんな記事も読まれています

アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
くるまのニュース
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
VAGUE
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
くるまのニュース
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.9246.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.9200.0万円

中古車を検索
ミューの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.9246.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.9200.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村