キャリアを左右するプロジェクト
—-キャリア全体を左右するプロジェクトに関わった感想は?
「重荷を背負っている感覚はありました。もし気弱になれば、朝起きられないこともあったでしょう。われわれが今まで生み出してきた製品の一貫性に自信を持って取り組まねばなりませんでした。信念を追い求めた結果をお見せする時が来たのです」
—-昔からのファンにどんな反応を期待する?
「わたしの希望は、今のこのブランドに合っているとの評価をいただくことです。今までのディフェンダーのオーナーの多くは、そのクルマを今後も所有し続けるでしょう。しかしビジネスライクに言ってしまえば、彼らのために新型を作っているのではないのです」
「このクルマは新たな世代の顧客にアピールするものです。古くからのユーザーを蚊帳の外におくわけではありませんが、彼らだけのために作るわけにはいきません。過去への敬意を払うのは大切ですが、それに囚われるのは自殺行為でしょう」
「これはビジネスであり、今までのディフェンダーは非常にニッチなクルマでした。法人向けの販売は度外視し、個人向けに4500台程度を販売してきましたが、これでは続きません。よりユニバーサルな魅力が必要でした」
「古い顧客の意見は強く、わたしも彼らの見方は尊重しています。しかし、新型はオフロードだけに特化するわけにはいかないのです」
伝統からの出発/次期ディスカバリーは
—-このクルマのルーツは開発を縛ってきた?
「いいえ。過去からの出発ではありますが、革命を起こすわけではありません。わたしはみなさんと同様にディフェンダーを愛していますし、過去を参考にもしています。しかしこれは新世代のディフェンダーであり、現代に合ったクルマでなければなりません」
「今までのモデルが伝統を引き継いでアップデートを受けてきたのだとすれば、この新型も同様です。もちろん今まで同様の能力を持ちますが、それ以外の面でも大きく進歩しているのです」
—-次期型ディスカバリーはどうなる?
「良い質問ですね。今までディスカバリー4に乗っていたひとはこのディフェンダーに流れることになるでしょう。そこで次期型ディスカバリーは少し違った方向に進むことになると思います。ディフェンダーは4プラス2または4プラス4、そして5プラス3のレイアウトですが、ディスカバリーは今後も7シーターを維持します」
「しかしひとついえるのは、ディスカバリーは2モデル構成に止まらず、複数のモデルでファミリーを構成することになるでしょう」
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