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ニューモデル 2019.6.15

BMW謹製Mモデルの歴史 写真で振り返る41台 中編

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BMW M3コンパクト(1996年)


実際に量産されることはなかったが、もし、このモデルが誕生していれば、軽量ボディ(ちょうど1.3tだ)に、326psを発揮する強力な3.2ℓエンジンを組み合わせた、素晴らしいMモデルとなっただろう。

    至高の直6 新旧対決 BMW M2コンペティション vs M3 CSL 前編

当初、若者向けに手ごろでコンパクトなMモデルを創り出そうと考え出されたものの、BMWが躊躇したために、E36をベースとしたM3コンパクトは、わずか1台のプロトタイプが生産されたのみで、お蔵入りとなっている。

BMW M5 E39(1998年)


成功とは言えなかったE36の後を受け、Mカーとしては初となるV8エンジンを積んで登場したのが、この素晴らしいE39型M5だ。

V8エンジンを積んだこのクルマのパフォーマンスは飛躍的に向上しており、400psのパワーはマニュアルトランスミッションを介して、後輪へと伝えられていた。

さらに、このクルマの世界販売台数は2万482台と、セールス面でも先代M5の1万2254台を大きく上回っている。

BMW Z3Mロードスター(1998年)


スタンダードなZ3は、Mモデルのベースとしては物足りない存在であり、このクルマをMバッジに相応しいモデルとするには、大掛かりな改良が必要だった。

それでも、完ぺきなMカーにはほど遠かったが、ベースモデルよりははるかに運転が楽しいクルマに仕上がっていた。

BMW Z3Mクーペ(1998年)


いまや高い希少価値を持つモデルであり、ごく少数が生産されたに留まるこのZ3のシューティングブレークは、奇妙なルックスながらも、ロードスターモデルをはるかに上回るボディ剛性のお陰で、運転がより楽しめるクルマとなっている。

だが、メカニカル面ではロードスターと変わるところのないこのクルマに積まれていたのは、322psを発揮する3.2ℓストレート&であり、その0-100km/h加速は5.4秒というものだった。

BMW M3 E46(2000年)


刺激が足りないというE36型への批判に応えて登場したこのE46型M3は、より優れたドライバーズカーであり、引き続き直列6気筒エンジンを搭載していたものの、そのパワーは343psにまで引き上げられている。

先代同様、クーペとカブリオレ、ふたつのボディタイプが選択可能だった。

BMW X5 LM(2000年)


BMWは同社初のSUVとなるX5の発売に際して、SUVでもファン・トゥ・ドライブを実現することが出来る証しとして、710psものパワーを発揮するV12エンジンを積んだモデルを創り出している。

彼らはハンス=ヨアヒム・スタックにX5 LMのステアリングを任せ、ニュルブルクリンクで8分5秒という驚くべきタイムを記録しているが、これはM5のエンジンを搭載したBMW Z8を15秒も上回っていた。

BMW M3 CSL(2003年)


スタンダードなE46型M3とは分けてご紹介するに値する存在だ。

高額なプライスタグを掲げて登場したM3 CSLには、ドライビングの楽しみをスポイルするSMGトランスミッションが組み合わされていたが、それ以外は、まさに純粋なドライビングマシンであり、見事なバランスと素晴らしい品質、荘厳なエンジンサウンドを備え、コレクターが血眼になって探し求めるこのクルマの価格は、いまや天井知らずの高騰を続けている。

BMW M3 E46ツーリング


登場することのなかったもう1台のMカーであり、この大量の荷物を飲み込むことのできる、コンパクトホットロッドが積むのは、E46型M3クーペ/カブリオレ同様、343psを発揮する直列6気筒エンジンだった。

プロトタイプが1台だけ製作されており、BMWでは量産に向けての課題もクリアしていたが、M3ツーリングに対する十分な需要がなかったとして、計画はキャンセルされている。

BMW M5 E60(2005年)


史上最多のシリンダー数を持つMカーとして、V10エンジンを与えられたE60型M5には、507psものパワーと、まったく実用性に欠けたスポーツカーを思わせる、ある種の落ち着きが備わっていた。

安楽に5人を(超)高速で移動させることができたこのクルマは、当時世界でもっとも偉大な1台だと評価されていた。

BMW M5 E60ツーリング(2007年)


ハイスピードで実用的な究極のモデルとして、欧州市場向けにBMWではツーリングも展開しており、サルーンと同じ508psのV10エンジンがそのまま搭載されていた。

左右のハンドル位置を選ぶことができたが、英国に上陸した個体数は極わずかに留まる。

BMW M6 E63(2005年)


見事なルックスとは言えないかも知れないが、M6は驚くべき速さを誇り、その巨体にもかかわらず機敏なモデルでもあった。

E60型M5と同じメカニカルコンポーネントを持つこのクルマは、わずか4.4秒という0-100km/h加速を記録している。

BMW Z4Mロードスター(2006年)


ポルシェ・ボクスターSと真っ向勝負するために生み出されたZ4Mは、実質的にはE46型M3ロードスターと呼ぶべきモデルであり、同じく343psを発揮する3.2ℓストレート6エンジンを搭載していた。

このクルマをテストした際のコメントは、「Mバッジをまとったモデルにまず求められるのは、ドライバーにスリルを感じさせることであり、それ以外は関係ない。確かにZ4Mはドライバーをゾクゾクさせる」というものだった。素晴らしい。

BMW Z4Mクーペ(2006年)


オープンの爽快さよりもボディ剛性の高さを優先するひとびとのために、BMWではスチールトップを持つZ4Mを誕生させており、ロードスターよりもファン・トゥ・ドライブなモデルに仕上がっていた。

15kgの重量増となったクーペでは、サスペンションを改良するとともに、ステアリングのレシオもクイックなものとなっていたが、同じ343psを発する見事なエンジンを搭載している。

急激な価格上昇が始まっており、手が届かなくなる前に、コンディション良好な1台を手に入れておくべきだろう。

BMW M3 E90(2007年)


M3としては初めてV8を積んで後輪を駆動するモデルであり、420psを発揮するこのエンジンは、M3に積まれるものとしては最後の自然吸気ユニットになるだろう。

8400rpmまで回るエンジンによって、E90型M3は驚くべきパフォーマンスを披露したが、非常に洗練されたモデルでもあり、それまでのM3のような刺激を感じさせることはなかった。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • nep*****|2019/06/15 09:12

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    M5のV10って引っ張ると良い音がするんですよね。今は中古車が底値なので欲しい方は今のうちに!
    それにしてもレクサスLFAも快音ですがV10って構造的に良い音がするのでしょうか?
  • mmt*****|2019/06/15 09:15

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    常に何台かの高性能な車を所有しているがE60M5だけは手放す事が出来ない。
  • boo*****|2019/06/15 09:52

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    CSLは今乗ってるC63ブラックと違い、非力だけど踏んだ分だけフットワーク軽く加速していった。どう表現していいのか、まさに軽量フライホイールとノーマルフライホイールって行ったらいいのかな?
    車体が軽い分のメリハリがしっかりくるしロードインフォメーションも的確に感じられた。
    あと音はフルチタンつけてたこともあって感動する直6サウンドだった。あぁ~てばなさなきゃよかった。

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