もくじ
ー SF90ストラダーレ 画像8枚公開
ー SF90ストラダーレ 加速性能/最高速
ー SF90ストラダーレ デザイン/空力
ー SF90ストラダーレ 内装/納車時期
SF90ストラダーレ 画像8枚公開
フェラーリが、「SF90ストラダーレ」を発表した。跳ね馬の歴史上、最もパワフルで、最も先進的で、最も加速性能の高いロードカーである。
SF90という名前は、フォーミュラ1の2019年シーズンに参戦するマシンから得たもの。開発期間中は、プロジェクト173というコードネームが使われていた。
最も注目すべき数字は、1000psというシステム最高出力である。ラ フェラーリを37ps上回り、フェラーリ史上最もパワフルなロードカーということになる。
・エンジン:F154ツインターボV8
・排気量:3990cc(488ピスタは3902cc)
・エンジン最高出力:780ps/7500rpm
・エンジン最大トルク:81.6kg-m/6000rpm
完全にリデザインされたというエンジンは、ターボを低くマウントし、フライホイールを小さくすることで、重心を下げることに成功した。
V8に組み合わされるのは3基のモーターだ。2基がフロント、1基がリアのエンジンとギアボックスの間に搭載される。SF90ストラダーレは、四輪駆動なのである。
・モーター最高出力:220ps(3基合計)
・バッテリー容量:7.9kWh
・EV航続可能距離:25.7km
・EV最高速度:135km/h
比較的小さなリチウムイオン・バッテリーパックは、プラグインで充電することが可能(充電に要する時間は未発表)であり、エンジンをジェネレーターとして利用することもできる。
そして、新型フェラーリの加速性能は期待を裏切らないものだった。
SF90ストラダーレ 加速性能/最高速
SF90のV8+モーターというパワーユニットに組み合わされるのが、新開発の8速デュアルクラッチ・オートマティック・ギアボックスだ。
このドライブトレインにより達成されるパフォーマンス・スペックは、
0-100km/h加速:2.5秒
0-200km/h加速:6.7秒
最高速度:341km/h
と発表された。SF90ストラダーレについては、最高速度が最重要ではないと話すフェラーリ。一方で、フィオラーノのテストトラックでは、SF90がラ フェラーリを1周で64m引き離すと説明している。
また、パワーモード・セレクターも新しくなりeマネティーノと名付けられた。
ドライブモードは、バッテリー走行の「eドライブ」、初期値の「ハイブリッド」、バッテリーのフルチャージにエンジンを活用する「パフォーマンス」、モーター出力を最大限使用する「クオリファイ」という4種類を用意。
プラットフォームは新開発のもので、跳ね馬初のシリーズ・プロダクション複合素材シャシーだ。アルミニウムとカーボンファイバーを使用している。
乾燥重量は、なんとラ フェラーリを15kg下回る1570kg。パワー・トゥ・ウェイト・レシオは、フェラーリのロードカーとして最も優れている値を達成した。ねじれ剛性は、従来型プラットフォームから40%も向上しているという。
続いて、車体制御システム、デザインについても見ていこう。
SF90ストラダーレ デザイン/空力
SF90ストラダーレの技術トピックとしては、新開発のエレクトリック・サイド・スリップ・コントロール(eSSC)が挙げられる。エンジンとモーターが発する出力を、状況に応じて各輪に配分するよう設計されたトラクション・コントロールを実現するものだ。
また、ブレーキ・バイ・ワイヤ制御システムを搭載。ブレーキングトルクは、油圧システムとモーターに分配され、ハードブレーキング時には伝統的な油圧ブレーキは回生のためだけに使用される。さらにフロントアクスルには、トルクベクタリング・システムを導入し、内外輪のトラクションを制御する。
こうしたテクノロジーを採用するSF90の外観は実に刺激的だが、フェラーリのヘリテージと最新の空力の最適解を求めたものだ。
まず、SF90ストラダーレには、標準型と「アセット・フィオラーノ・パッケージ」という2種類のボディスタイルが用意される。
後者はサーキット走行のために快適性をいくぶん差し控えた仕様だという。丈の高いリアスポイラーの装備、内装の簡略化、カーボンパーツの使用により、30kgの軽量化を果たしている。
キャビンエリアはこれまでのフェラーリより20mm低く、跳ね馬のデザインキューでもあるフライング・バットレスは大型化されている。「C」の形をしたヘッドライトは、マトリックスLEDを使用し、ブレーキの冷却に使う吸気口が傍らに設けられている。
250km/h走行時のダウンフォースは、390kgを達成。これはラ フェラーリより30kg優れていることになる。
インテリアの画像も公開されている。
SF90ストラダーレ 内装/納車時期
SF90の内装は全く新しいもので、ダッシュボードには新しいインターフェイスと16インチのデジタルメーターを装備。すべてのインフォテインメント機能、車両設定は、これを介して行うが、空調と運転支援機能についてはステアリングに設置されたアイコンを利用する。
またヘッドアップディスプレイを初めて搭載したほか、車内からドアを開けるときはボタンを使用する。
SF90の価格は現時点では未発表。しかし、カスタマーからのフィードバックを取りまとめ次第、来週には明かされる予定だという。50万ポンド(6912万円)~75万ポンド(1億369万円)との噂もある。
ただ、マーケティング・アンド・コマーシャル部門を率いるエンリコ・ガッリエラは「ラ フェラーリより低く抑え、812スーパーファストより高額」と話している。
SP90ストラダーレは、シリーズ・プロダクション・モデルであり、さっそく2000名のカスタマーが内覧会に招待されたという。「多くの方がすでに1台オーダーしております。これからお申し込みなる場合は、長くお待ち頂くことになります」
1号車の納車は2020年初めにイタリアで行われると言われている。そして夏までには世界中のカスタマーのもとに届く見込みだ。
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