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ニューモデル 2019.3.6

フォルクスワーゲン重役 厳しい排ガス規制に懸念 小型車への大打撃恐れ

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もくじ

ー より一層苦戦を強いられる小型車
ー シティカーの将来は非常に厳しい
ー eアップは残る

    2019年を占う 「みんなのクルマ」フォルクスワーゲン・ゴルフの進化

より一層苦戦を強いられる小型車

欧州連合は2021年以降、2030年までにCO2排出量を37.5%削減することを目標としている。来年よりフォルクスワーゲンを含む自動車メーカーはC02排出量を95g/km程度に抑えなければないが、通常の内燃機関を搭載するアップはその厳しいWLTP基準を達成することができていない。

それにより、フォルクスワーゲンは利益率が乏しいアップを、今後より一層厳しい排ガス規制下で販売することを強いられることとなる。それを埋め合わせるためにも電気自動車などの他の車種をより多く販売することが必要となってくる。

新しいMEEプラットフォームを採用する第1世代目の電気自動車なども利益率がより低いことを受け、小型車のビジネスケースは既にないだろう。

シティカーの将来は非常に厳しい

「もしも欧州がこの目標を推進するのであれば、アップサイズのクルマの計画は非常に苦しめられることになります」とスタックマンはジュネーブモーターショー2019の場でAUTOCARに語った。

「電気自動車の技術を組み込むにはサイズが小さすぎますが、かといってエンジンもその厳しい基準を達成することは可能ではありません。シティーカーサイズの小型車を販売するにはI.D.のような電気自動車の販売が必要となります」と加えた。

「なので従来の内燃機関を搭載する小型車の未来は厳しいものとなります。これは非常に深刻な問題です。この問題を取り上げる政治家は誰もいません。もしもこのような手の届きやすい新車が買えないのなら、一体何を買えば良いのでしょうか?」と不満を口にした。

eアップは残る

スタックマンは今後3~4年以内にアップの「将来を見据えたライフスパン」を見据えており、電気自動車版のeアップのアップグレードも検討しているとのこと。

同社は電気自動車のeアップをより手の届きやすい存在にすることを目指していくが、それでも今日存在するエントリーレベルの小型車の安さには敵わないだろう。

小型なボディにEV技術を組み込むコストの高騰や、従来の内燃機関搭載車への厳しい規制なども含め、この小型車市場は非常に厳しいものになることが予想される。

eアップはMEBプラットフォームを採用するI.D.シリーズの名前を冠する予定はない。スタックマンによれば、eアップはフォルクスワーゲンが提供する電動化社会へのスタート地点として位置付けられ、都市向けの自動車としてのポテンシャルを秘めているとのことだ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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