パサート改良新型 3月に実車公開
フォルクスワーゲンが、改良新型のパサートを発表した。セダン、ワゴンともに一般公開は3月のジュネーブ・モーターショーで行う。
1973年の登場以来、累計販売台数3000万台に迫るモデルとあって、変更は控えめだ。バンパーとライトの意匠が変わり、LEDライトが標準装備となった。また、ホイールのデザインが変わり、外装色の選択肢が増えている。
一番の注目点は、運転支援機能とコネクティビティのアップグレードである。フォルクスワーゲン・ブランドとして初の高速走行における部分自動運転機能を搭載。208km/hまでならクルマが自動で操舵を行う「トラベルアシスト」は、現行のトラフィック・ジャムアシスト(40km/hまで対応)から大きな進歩を遂げている。また合流やコーナー、制限速度に応じて走行するスマート・アダプティブ・クルーズ・コントロールと連動して機能することができる。
また、常時通信型の新型インフォテインメント・システム「MIB3」、デジタルメーターのオプション設定、アップルカープレイの搭載を行い、フォルクスワーゲンがスマートフォンをキーデバイスにしていることをうかがわせる。
予想されるパワートレインについてもレポートしておこう。
ガソリンは3種、ディーゼルは4種か
メカニカル面では、150psを発揮する1.5 TSIエボが、現行型に続きベース・パワートレインとなるだろう。これに190ps/272psを発揮する2.0 TSIターボも用意される見込み。これらのガソリン・ユニットすべてに、微粒子捕集フィルターが搭載される。
ディーゼルは、1.6 TDI(120ps)、2.0エボ(150ps)、2.0 TDI(190ps)、BiTDI(240ps)の4種類が販売される見込みだ。プラグイン・ハイブリッドのGTEは継続される予想で、バッテリー容量は9.9kWhから13.0kWhにアップグレードされるだろう。
欧州では、セダン/ワゴンが同時に発売される予想で、さらにオールトラックもあわせて登場するようだ。英国価格は、全グレードが1000ポンド(15万円)ほど値上がりすると思われる。欧州発売は6月になる見込みだ。
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