2018年11月16日に開幕した中国の広州国際モーターショーにおいて、トヨタは新型「カローラ」および「レビン」を発表した。
TNGA採用の「GA-C」プラットフォームをベースに開発された新型カローラ(セダン)は、2019年内に日本市場へ投入される。
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以下、その新型カローラセダンの日本仕様について、現時点でわかっていること、また、新たに浮かんだ気になるポイントなどを整理してお知らせしたい。
カローラといえばかつて日本車の代表車種。それが海外仕様から順に発表されていき、日本市場は遅れて登場…となっているのは少し寂しさもある。
しかしそれは「最も熟成したかたちで登場する」ということでもあり、なにより日本市場で(「かつての栄光を取り戻す」までは難しいだろうが)再び存在感を発揮できるようなモデルであってほしい。そう願いつつ(発表発売はまだ先だが)、その登場を楽しみに待ちたい。
文:ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部
ベストカー2018年12月26日号より
■「アクシオ」、「フィールダー」の車名が変更
2018年には立て続けにカローラシリーズの発表があった。
6月には日本市場でハッチバック仕様のカローラスポーツが発表。
10月に開催されたパリモーターショーではワゴン仕様の「カローラツーリングスポーツ」が公開。
上述のように、11月の広州モーターショーで「セダン」が発表。
これでカローラシリーズが出揃ったかたちになる。
なおカローラワゴンは現在「フィールダー」という車名を持っているが、次期型は「ツーリングスポーツ」、さらにカローラセダンは「アクシオ」という車名が「セダン」に変更になるという。
さらに注目なのが、日本仕様の「カローラセダン」は、カローラスポーツと同様のヘッドライトデザインを採用した中国仕様の(「中国版カローラ」ではなく)「レビン」とエクステリアデザインがほぼ同じであることが判明。
中国仕様の「カローラ」はヘッドライトに新しいデザインが採用されていたが、こちらは海外(中国・欧州)向けとなるようで、日本仕様は「レビン」のフロントフェイスが採用されることになる。
■やや小柄だが3ナンバー化は確定に
ただし、ボディサイズは「中国版レビン」と「日本版カローラセダン」で微妙に異なる。
中国で発表されたレビンは全長4640mm、全幅1780mm、全高1435mm、ホイールベース2700mmとボディサイズが公開されているが、日本仕様のカローラセダンはそれより短く狭く、全長4495mm、全幅1745mm、全高1430mm、ホイールベース2640mm。全体的に小柄になるという。
現在すでに発売されているハッチバック仕様のカローラスポーツの全幅が1790mmなので、それよりもさらに狭められることになる。
とはいえ、ボディサイズの拡大に伴い、これまで守ってきた5ナンバーから3ナンバー化されることは確定的となった。
パワートレーンは、セダンがカローラスポーツと同じ、1.2Lターボ(CVT&iMT)と、1.8Lハイブリッド。ツーリングが1.8Lハイブリッド、1.8Lガソリン(CVT)、1.2Lターボ(iMT)がそれぞれ搭載される見込みだ。
もちろんカローラスポーツでも評判の高い先進安全技術パッケージ「トヨタセーフティセンス」やコネクティッド技術も標準搭載される。
トヨタによると、新型カローラはまず2019年春にアメリカと欧州で、2019年中頃以降に中国を含む世界150異常の国や地域で順次発売。
日本仕様は「日本のお客様や道路環境に合わせて最適化した専用仕様のセダンおよびワゴンを2019年内に発売する予定」と公表している。
ベストカーの予想では2019年夏頃に発表される見込みとなる。
■ノーマル仕様と「別の顔」の存在は?
上述のように、かなりの部分まで公開された新型カローラだが、いくつかまだ公開されていない、気になる点がある。
ひとつめは「顔は一種類なのか?」という点。
上述のように、中国仕様のカローラはふたつのフロントマスクを持つ。また今年11月にロサンゼルスショーで発表された北米仕様も、2種類のフロントマスクを持つ(ひとつは日本仕様と同じで、もうひとつは「スポーツ仕様」の派手なモデルが用意される)。
北米、中国仕様にそれぞれ2つずつ異なる「顔」があるならば、日本仕様にも「2パターンの顔が用意される」という可能性もあるのではないか?
こちら、残念ながらそういう情報は入っていないが、充分ありうる話として今後の情報収集に努めたい。
またもう一点は、当サイトでもこれまで何度か報じてきた「カローラツーリング GT-Four」の存在。
こちらはやはり「開発が進んでいる」という情報が入っている。
先日、UX250hと同じ2Lハイブリッドを搭載して、セダン/ツーリングの通常モデル発表から1年ほど遅れて登場するとの新たな情報が入ってきた。
トヨタ肝いりの新世代ハイブリッドシステム搭載とあって、注目のワゴンスポーツモデルとなりそうだ。
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