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新型ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル 日本価格2818万円

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新型ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル 日本価格2818万円

もくじ

ー 160kgの重量増 最高速変わらず
ー 荷室は減少 クーペと同様装備
ー インタビュー JPグレゴリー(外装デザイン責任者)

国内試乗 新型ベントレー・コンチネンタルGT 歴代最高の完成度

160kgの重量増 最高速変わらず

新型のベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルは、クーペから160kgの重量増にも関わらず0-97km/h加速タイムは0.1秒遅くなるにとどまるようだ。

このドロップトップには635psの6.0ℓW12エンジンが搭載され、0-97km/hは3.7秒、最高速度はクーペと同じ333km/hに達する。ルーフがZ型に折りたたまれるメカニズムによる重量増の影響もあり、車重は2414kgに達する。クーペとの差異はルーフの形状のみであり、メカニカル面は全くの同一だ。

ベントレーによれば、GTコンバーチブルのZフォールド・ルーフは時速48km/h以下での走行中でも19秒で開閉が可能だという。この機構は「スポーティなルックス」とともに、先代よりもノイズが3デシベル低減されているという。ファブリックは7種類用意され、ツイード加工されたものも選択可能だ。

フロント部分のデザインはハードトップと同様だが、リアにはいくつかの変更点が確認できる。リトラクタブルのスポイラーがなくなり、かわりにガーニースポイラーがやや大型化されている。同様の理由で、リアライト上部の角も形状が変更されているほか、リップの大型化によりダウンフォースを向上させている。

インテリアはクーペと同様で、デジタル式インストルメントパネルや12.3インチの回転式ディスプレイが備わる。シートヒーターやステアリングヒーターも装備され、ネックウォーマーやヒーテッド・アームレストが新設計だ。

荷室は減少 クーペと同様装備

リアのレッグルームはクーペと同様だが、荷室はクーペよりも123ℓ少ない235ℓとなる。先代GTコンバーチブルと比べても23ℓの減少だ。

ボディ・イン・ホワイト構造により、先代よりも5%の高剛性化と20%の軽量化が図られている。

クーペと同様、48Vの電動式アクティブ・アンチロール・システム、アクティブ式4WDシステム、トルクベクタリングシステムなどが装備される。ドライブモードはスポーツ、コンフォート、ベントレー、カスタムの4つだ。

英国はGTコンバーチブルにとって重要な市場であり、先代ではベントレーの英国での販売の43%を占めていた。これは世界標準よりも5%多い。

日本価格は2818万円と発表された。日本のデリバリー開始は2019年の第3四半期を予定している。

欧州では発売時にはふたつのテクノロジー・パックが用意される。標識や街乗り向けのブレーキ補助機能を含むものと、アダプティブ・クルーズコントロールやヘッドアップディスプレイ、さらに衝突防止ブレーキなどが含まれるものだ。

インタビュー JPグレゴリー(外装デザイン責任者)

――クーペとコンバーチブルどちらが好み?

「クルマ好きとしては、わたしはクーペ派です。しかし、もし自分のお金でこのクルマを買うならコンバーチブルにするでしょう。このクルマはグランドツアラーであり、屋根を開けて走ればその価値はさらに高まります」

――このクルマのデザインで最大の挑戦は?

「コンバーチブルとしては、トノーライン(リアシート後方)ができる限りスムーズである必要があります。ルーフを開けた時のエレガントさはスムースなトノーで決まるのです」

「他のコンバーチブルを見てみると、時々ドア後端からのデザインが破綻しています。これはルーフの収納方法に問題があるのです。われわれにとってもこれは大きな問題でした」

――このクルマのデザインで好きなところは?

「カットクリスタルのライトです。これは簡単なものではなく、今までにない技術を使っています。これはEXP10スピード6コンセプトで用いたものです。しばしばコンセプトカーは非現実的になりがちですが、われわれはスピード6を作る際にすべての技術を市販化を念頭に開発しました」

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