もくじ
ー アストン初のSUV
ー ハイブリッドも後に追加
ー アストンの名に恥じない走り
アストン初のSUV
アストン マーティンは同社初のSUVの名称がDBXであり、来年末までに発売すると認めた。市販型に近いボディを纏った公式の「スパイ」画像を公開した。
DBXは2015年に初めてコンセプトカーとして展示され、「ヴァレカイ」などの名称がつくと予想されていた。3ドアのコンセプトカーとは異なり、実際のDBXはよりコンベンショナルな5ドアを採用してきた。
DBXはアストン マーティン史上最も重要なモデルともいわれ、アンディ・パーマー率いるアストンの次の時代を象徴するものだ。パーマーのCEO就任以来投入されたDB11、ヴァンテージ、DBSスーパーレジェーラとは異なり、DBXは直接の先祖を持たないことが特徴だ。
アストン初のSUVであることはもちろんだが、ウェールズの専用工場で生産されることも大きなニュースだ。このモデルにはハイブリッドシステムが導入されるほか、女性へのアピールを高めることも狙っている。
ハイブリッドも後に追加
DBXのアーキテクチャはラゴンダのサルーンやSUVにも使われるものとの関連性が強い。これらのモデルも2021年からDBXとともにウェールズで生産される。
ラゴンダ車はEVだが、DBXは当初ガソリン仕様のみがラインナップされる。その後メルセデス譲りのハイブリッドが投入されるようだ。アストン製のV12およびメルセデス-AMGのV8が搭載される。
またDBXはランボルギーニ・ウルス、ベントレー・ベンテイガ、ロールス・ロイス・カリナン、そしてフェラーリのSUVと戦うことになる。SUV人気の高まりも助けとなり、DBXはすぐにアストンの最量販モデルとなるだろう。
アストンはウェールズ・ラリーでも使われるグラベルコースでDBXのテストを行う姿を収めた画像を公開した。市販仕様のデザインへのヒントとなるものだ。ドアが追加されていることもあり、滑らかなシルエットを除けばDBXコンセプトの面影はあまり残されていない。
アストンの名に恥じない走り
シャープなボディラインおよび張り出したショルダーライン、さらに新デザインのグリルがボリューム感を抑制する効果を持っている。DBXが全地形対応型であることは以前から言われてきたが、今回チーフエンジニアのマット・ベッカーがオフロードを走行する写真でそれが裏付けられた。
アストンの名に恥じないオンロードでのパフォーマンスとともに、オフロードでもそれなりの走行ができるよう考えられた新たなテストプログラムが採用されている。その試験地は英国の公道およびオフロードに加え、北極、中東、ドイツのアウトバーンやニュルブルクリンクも含まれる。
またこれはアストン マーティンが株式上場を果たしてから最初に登場するモデルということもあり、その出来栄えが試されることになりそうだ。
パーマーは彼自身が「第二世紀」と呼ぶ計画により、7年間に7車種を発売する方針を示している。それぞれのモデルが7年間のライフサイクルを持ち、その中でスペシャルモデルが順次投入されるというものだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?